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 アニメ『Fate/Zero(公式サイト)』第三話 「冬木の地」の感想日本語verです。

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 「stay/night」のゲームもやってますし、「Zero」の小説も読んでいますが、感想は原則そっちの方のコアなネタバレは無しの方針です。
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 窓、橋、など、序盤は「境界」を大事な要素として描いていく方針の模様。今回の境界要素は、「海」。

 イスカンダルは海を越えて征服する、と言い、ウェイバーは海を越えて帰りたい、と言い、アイリスフィールは海を越えて切嗣の国に来られて嬉しい、と言い、セイバーさんは海は外敵がやってくる場所だった、と言い、切嗣は海を越えても少しイリヤのことを引きずっていたのだけど、舞弥の存在もありいよいよ「境界」を越えて戦場モード、殺人者モードに切り替わる。

 アイリスフィールとセイバーさんのパートは良かった。車という密閉物からセイバーさんがアイリスフィールを連れ出し、やがて浜辺(海:境界領域)での対話に至る。戦闘以外で境界領域が使われ、セイバーさんとアイリスフィールは少し解り合う所がある……というのはこの作品のバトルロイヤル以外の別解を描いていた場所だったのかもしれない。

 しかし、あくまで現状「境界」は異なる価値観と価値観が衝突する戦闘領域、海辺にていよいよ最初の価値観接触、ランサーVSセイバーさんが始まろうという所にて引き。それを同じく「橋」という境界領域から見守るライダー。良くできた作品だ……。

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