ブログネタ
ガンダムAGE に参加中!
 『機動戦士ガンダムAGE』第3話「ゆがむコロニー」の感想です。
 ◇◇◇

 ガンダム単体とAGEシステムではそれほど役に立ってないのが印象的でした。武器というか大事なのは人の知恵と勇気とバルガスも言ってるんですが、今話に関してはガンダム単体ではほぼ戦闘に勝利できていなくて、ユリンの謎の能力による所が大きいと描かれていた感じ。感知、というかシステム上超重要な認識系の面において、フリットが作った俺が考えた救世主ガンダムよりも、ユリンに宿ってる謎の力の方が優越しているというのは中々熱い。この辺りが、ガンダム的には人間の可能性ネタになっていくのでしょうか。

 他、力には責任が伴うので、ブルーザーさん単独よりもより多くの人命を優先しろ、というのは中々重い。お嫁さん候補的な方向でエミリーとユリンの選択も意識される展開になってるんですが、その辺りにストーリー上かかっていくのかもしれない。全体的に次の世代に託す話なので、大多数を選ぶか個人を選ぶかというのはついて回るのかもしれない。人類のミッション的には大多数が正解に思えるけど、それで割り切れるというような作劇もしないと思うし。

 また、一番重要な箇所は高速のUEが引き上げていった所だと思いますが、相手の意図が分からない、という所でUEとユリンでかけているのだと思いました。エミリーはフリットをとてもよく理解してくれていた。一方で、フリットは現時点でユリンの情報は何もない、UEの情報も何もない。理解しているのか? と言われれば理解していない。スペースノイドの相互理解のあり方という、ガンダムネタへ繋がっていく素地が十分に仕込まれ始めていると思うのでした。

機動戦士ガンダムAGE 第1巻 【豪華版】(初回限定生産) [Blu-ray]
機動戦士ガンダムAGE 第1巻 【豪華版】(初回限定生産) [Blu-ray]

HG 1/144 AGE-1 ガンダムAGE-1 ノーマル (機動戦士ガンダムAGE)
HG 1/144 AGE-1 ガンダムAGE-1 ノーマル (機動戦士ガンダムAGE)

→前回:第2話「AGEの力」の感想へ
→次回:第4話「白い狼」の感想へ
ガンダムAGE感想の目次へ