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 『機動戦士ガンダムAGE』第4話「白い狼」の感想です。
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 フリットとウルフさんという小さい範囲での対立から和解まで(そこまではいかなかったけれど、今話内でもコミュニケーションはしっかりと進展している)を描きつつ、その小さい話が大きい話としての人類とUEとの関係にまでかかってくるという作劇。

 UE側の能力が情報遮断(今回の光学迷彩的な戦艦など)なのに対して、例えば人類側のユリンの能力などが情報を得る(何かしらの不思議な認知能力でユリンは察知できる)能力だというのは面白い構図。

 で、それが相手のデータ(情報)を得れば得るほど新しい武器を生成できるという、AGEシステムの設定にももちろんかかっていそうです。

 つまり、情報を遮断したい、コミュニケーションを遮断したいUE側に対して、情報を得たい、コミュニケーションしたい人類側という構図な訳で、それは現在は対立要素、戦いの様相を呈している訳なんですが、やっぱりよくよく考えてみると、AGEシステムって相手の情報を知って、こちらからもアンサーを返すっていうコミュニケーションの比喩っぽいんだよね。そういう話が、小さい範囲でも今回はウルフさんとフリットとか(最初はウルフさんのこと全然分からなかった訳で)、その前はユリンとフリットとか(ユリンの情報がよく分からないまま不器用なコミュニケーションを返すフリットが、UEのことがよく分からないままAGEシステムやガンダムでアンサーを返す人類と重ねられている)で描かれているのだと思いました。

 前々から普通人類とニュータイプの間でとか、違う存在同士の相互理解は可能かみたいな所をガンダムは描いてる面があるので、そういう意味ではかなりガンダムしてるなーと思いながら視聴しているのでした。

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