日曜朝に新しく始まったアニメ、『聖闘士星矢オメガ』第1話の感想です。
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 昔の『聖闘士星矢』放映時(幼稚園〜小学生低学年くらいだった……)いっしょにドハマりしてた姉さん(紫龍ファン)がたまたま帰省していたので一緒に視聴。僕本人はタイムリー連載時にジャンプを週刊購読し、コミックスも少年時に全部集めてた感じのファン。というか、車田正美の最高傑作は『B'TX(ビートエックス)』でしょ? とか思わずマニアックなこと言いたくなる車田正美ファン。

 主題歌が『ペガサス幻想』だった辺りで心鷲掴まれていたんですが、色々とさびれた感じから始まっているのがよい。昔から現代へと移り変わってきた中での郷愁を感じてしまいます。

 新世代の主人公の光牙はセイントの存在をよく分かってないし、何故だか沙織さんの周りにもかつてのように聖闘士たちはいない。星矢も、氷河も、紫龍も、瞬も、一輝もいない。アテナ本人もなぜだか神的な力は出せない感じ。色々変わってしまった感じから始まっています。それでも、脅威だけはやってくる。

 なぜだかシャイナさんと辰巳だけ残ってるんだけど、主要戦力が辰巳とか、それヤバい! な感じが面白い。そして、シャイナさんにいたっては当然色々想像、妄想し甲斐がある。光牙が星矢の子どもの可能性もあると思うんだけど、だったらシャイナさん星矢のこと好きだったのにどうなったんだ、と。だが星矢は沙織さんとくっついた気もするし……的な。それを言い出したら、新世代のドラゴンの聖闘士(龍峰)は紫龍と春麗の子どもなのか? とか色々ある。

 もう、オープニングにワンカットある、前代の五人の背中のカットは、姉さんと氷河発見っ! 紫龍確認っ! とか言って盛り上がったよ。これ、前代も出てくるんだよな……。

 第一話は光牙が次代のペガサスの聖闘士として覚醒した所で引き。聖闘衣がクリスタルみたいなものから出てくる方式になってたのに現代を感じましたよ。あの重い感じのクロスボックスはもう持ち歩かないのだろうか。

 こうして、東映の本気に乗せられて星矢熱が再燃していくのだった。この新版は新版で意義あると思うんですが、やはり世代的に読んだことない人は一度原作漫画を読んでほしいと言いたい。僕はハーデス編がすごく好きなのだった。

聖闘士星矢 VOL.1 女神の聖闘士の巻 (ジャンプコミックス)
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聖闘士星矢 DVD-BOX 1 ペガサスBOX
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