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 アニメ『聖闘士星矢オメガ(公式サイト)』第4話「英雄の息子!龍峰対光牙!」の感想です。
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 一週遅れ感想になっておりますが。

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 メイン格の聖闘士龍峰登場。予告から紫龍の息子であるのは分かってましたが、紫龍も結構はっきりと劇中に存在してるのが示唆されておりました。何らかのダメージを負って五感が失われ、行動不能状態の模様。行方不明の星矢といい、原作の主要キャラはそれぞれ今は戦えない何かを負ってる模様。これ、そういった今は戦えない要素を乗り越えて後半に参戦してきたりしたら相当熱いな。

 一方、主要格までいかない原作キャラは結構普通に出てきます。今回はヒドラ市が登場。「属性」は新世代の概念で、旧来聖闘士は必ずしもそれに頼ってないという設定は上手い。オッサンになってから新世代に交じって「自分(属性)探し」してる市にも感じ入るものがありますが、これ、オッサン達はオッサン達で、「属性」とか無視して戦うんだけどそれで普通に強い展開になってほしいよ。

 光牙×龍峰は、親(というか先代)から宿命づけられた何かがあるというのもイイ。前話感想で書いた、逃れられない宿命的なものもあるとして、それとどう付き合っていくか要素。新世代の「属性」の概念も踏まえて「ペガサス閃光拳」などが炸裂し、ああ、やっぱり時代は移り変わったんだ感が滲み出つつ、結局決め手になったのは龍峰の紫龍譲りの廬山昇龍覇。光牙、普通に食らって敗北。これ、星矢が「一瞬左拳が下がる」という弱点を見抜いた話とか思い出してノスタルジーでしたよ。決め手は伝承技要素は熱いな。百龍覇とかまで出てくるのか(この場合、老師→紫龍→龍峰三代の伝承になる。)楽しみ。

 メインキャラクターに男どもと同格存在として女聖闘士のユナがいるのはバランスがいい感じ。蒼摩といっしょになって光牙につっこみとか入れている風景は微笑ましかった。聖闘士が部活ノリになってる感もある時代。ただいつまでもそのノリではいられないであろう感が既にOPとか背後に滲み出ていて、新代たちもやがて過酷状況に徒手空拳で立ち向かっていくであろう展開は楽しみ。本当、頼れるのは「属性」的最近の有効だけど何処かインスタントな概念と、骨太に伝承された先代の技術くらいですよ。ギリギリchopでも戦っていくしかない感は良い。

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→前回:第3話「仮面の掟!風の聖闘士現わる!」の感想へ
→次回:第5話「選抜試験!決死のキャンプに挑め!」の感想へ