坂井さん謎の豚&オヤジに遭遇。馬→豚ときたので、これは後半もっと凄いの来るよ。
補習の描写や、とっさに出た英語の内容など、坂井さん学力方面でも苦戦中っぽいのが厳しい。高校三年生の夏に合唱を始めてしまうルートを選ぶ面々も面々だけど、坂井さん的には普通に受験ルートもそれはそれで厳しそうという。
大智のバドミントンで全国大会目指すよルートと、合唱部の商店街のイベントで歌うよルートが対照、並行して描かれているのは上手いです。バドミントンの方は競争で勝ち抜いて上にいくよルートで、商店街で合唱の方は別に全国レベルの合唱コンクールで勝ち抜こうという訳ではないルート。『けいおん!!』方式で、武道館ライブできなくても街角で歌うよ価値観と、いや勝ち抜いて全国級目指さないとダメでしょ価値観の並行描写になっていくのだろうか。
第1話ラストと同じく、偶然居合わせて共鳴が描かれて引き。合唱に音楽を合わせ出したおじさんたちカッコいいよ。何者だよ。
僕的に、この価値観は初音ミクが思いつきます(え)。歌ってみた、絵描いてみた、動かしてみた、的な、偶然居合わせた個々人の能力の共鳴。特に勝ち抜くのが目的じゃない辺りも何となく共通。
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Dreamer
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