ジャンプS.Q.で連載中の『るろうに剣心キネマ版』第三幕「正義の行方(前編)」の感想です。ネタバレ注意です。
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 前回の二重の極みを身に付けた左之助VS剣心といい、原典におけるドリームカードを描いてるコンセプトがある気がします。今回は、抜刀斉時代に既に天翔龍閃を身に付けている剣心VS斉藤。

 ここで天翔龍閃(ただし今回の読み方は「てんしょうりゅうせん」)出しちゃうってことは、キネマ版用の上位奥義とか出てくるんだろうか。

 漫画のキネマ版もどうもおそらく映画版準拠っぽいんですが、8月25日公開の映画公式サイト見てみると、恵さんも出てくるんだよな。既にキネマ版の原典より絵的にも精神的にも少し大人びた薫にやられているので、キネマ版の恵さんも楽しみ。

 まだ今一つ情報が確定してないっぽいですが、「特筆版」というのがキネマ版コミックスの名称っぽく、今月のジャンプSQ.内に「上巻」の記述があるため、どうやらキネマ版も比較的短めの企画っぽい? だとすると刃衛戦が最終戦になるのかな(確かに第一幕冒頭で伏線張ってる)。原典でも屈指のエピソードなのでどうりビルトするのか楽しみです。捕らわれた薫を人斬りではなく流浪人として守るという、全編の最終戦(縁戦)が既に凝縮されていたエピソード。

るろうに剣心 ポケット画廊 ─天然色絵巻─ (るろうに剣心 ポケット画廊)
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るろうに剣心 ─銀幕草紙変─ (JUMP j BOOKS)
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→次回:ジャンプ掲載第零幕の感想へ
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『武装錬金』全巻感想