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印刷所様からも細かい確認の電話が来たりして、確認事項は大丈夫だったので、まずは仙台コミケ合わせで新刊発行できそうですかね。
姉さん経由の情報によると、甥(10歳)がこの前貸した大長編ドラえもん(コミックス)を何度も読んでるらしいので、良いことだと思いました。うむ、人生の苦難はだいたい大長編ドラえもんで乗り越えられるからな(え)。
僕も子供の頃読んでたものをそのままを貸したので、こういうことがアナログ感覚で出来る紙媒体と、少なくとも20年くらいの単位で淘汰されない古典ポジションの作品はなんかイイなと思いました。
◇◇◇
近所の塾仕事で英語だけじゃなくて古文なんかも教えているのですが、その関係で世に出回ってる古文のテキストに載ってる話をけっこう読めたのは良かったです。
古文は役に立たないとも言われがちですが、僕としては大学時代にやった『源氏物語』(の一部)を変体仮名のまま原文で読んで、一文、一句にまでこだわって読解していくという演習形式の授業が、その後色々なものを読解していくにあたって役に立っていると感じています。
そういう原文そのまままとまって読もうよみたいな授業もやってみたいのですが、とりあえずは生徒さん的には受験という身近な目標もあるので、大学受験対応しつつ読解力もつくようにとバランス考えながらやっております。
使ってるテキストはこれですね。

古文上達 基礎編 読解と演習45 文法理解から応用まで
基礎文法事項を確認するページと、それらの文法事項を確認しながら読解練習ができるページとで1セット。それが45セット。受験古文文法が一通り網羅されつつ、読解の抜粋テキストも有名所は押さえつつ多岐にわたりイイ感じです。色々見た結果これが良かったです。
これくらいをやった後、あとは(受験の後の話として)興味に応じて原文を読んでいけばよいのではないかと。僕も源氏物語は『あさきゆめみし』をのぞくと原文では断片断片しか読んでいないので、そのうち通読したいなとはかねがね思っていたりです。
さっきの漫画の話に繋げると、姉さんの本棚に『あさきゆめみし』とかあって、子供の頃から読めた環境は今になって振り返ると結構恵まれていたかな、と思います。よく話題にあげてる『雑居時代』もそうして出会った作品ですしね。

あさきゆめみし 漫画文庫 全7巻 完結セット (講談社漫画文庫)