週刊少年ジャンプ連載分の「黒子のバスケ」221Q「テツヤ」の感想です。
 ネタバレ注意です。
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 紫原君に敗北をきっしそうになった刹那、赤司君の天帝の眼も開花。その直後、もうチームプレイとか必要ないから個々の能力で勝ちさえすれば良い、というようなことを言い出す。

 これ、ラストのコマ赤司君は現代編のようにオッドアイになってるよね? となると緑間君の赤司君は二人いる発言の種明かしは、オーソドックスに二重人格的なものなのかな。片方の瞳が、絶対勝者志向の象徴で(これが今話で開花した)、もう片方の瞳が、対応するなら他人との連帯もありという等身大の少年の象徴という感じで。で、それぞれに人格が別なごとく対応している。両儀式みたいな存在というか。

 現代編でも赤司君はわりと個人による絶対勝者志向のような発言してるかと思えば、わりとチームプレイを大事にしたりもして、矛盾するような感じだったんですが、オッドアイに象徴されるようにそもそも二重存在、内部で色々相克している矛盾存在的なキャラなのだとしたら納得。カッコいいな! そして、これ、この流れだと現在編の決勝戦で、両瞳が絶対勝者志向の方の瞳になってしまう、スーパー天帝の眼的な展開ありそうだよな……。もともと「見る」のが能力の赤司君と、「(他人から)見えない」のが能力の黒子とは対応してるので熱い。

 絶対勝者、勝てば全て正義という思想に対して、今までの本作の物語で描いてきた負けても意義を得ることはあるというのを背負って黒子と火神が挑むという構図でもあるので、非常に熱い。

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