週刊少年ジャンプ連載分の「黒子のバスケ」228Q「とっくに仲間だろーが」の感想です。
 ネタバレ注意です。
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 現在編に戻る。過去編はじめっとした話でもあったので、火神のからっとした感じは良い。要約すると過去に人間関係上手くいかなくて壊してしまったことがあるんです、という話でした。荻原シゲヒロとも分断されてしまったし、キセキの世代という共同体も壊れてしまった、という話。その辺りが黒子のキズになって引きずってたようなので、人間関係とか、バカなの? とっくに仲間だろーが、という現在編のノリがちゃんと黒子の救済になっている。文学やってた過去編に対して、現在編はからっと少年漫画だよ、というノリ。

 赤司くんの二つ目の能力は、個人能力勝利絶対主義をより押し進めたものなのか、逆に素の赤司くんはチームの連帯とか重視する等身大の少年で、そっちが開花したような能力なのか。後者だったらいきなりさわやか漫画になる勢いですが。あと組み合わせ的に、両目が天帝の瞳、オッドアイ状態、両目が素の瞳、という三パターンがあり得るので、もしかして三つ目も出てくるだろうか?

 まずは勝利絶対主義最右翼の赤司くんに、淘汰された側、敗北した側の意義も汲みつつチームである誠凛高校が挑む、という構図。キセキの世代間での優劣も決める、という過去編の引き的に、現在編では既に敗北した側のキセキの世代たちがたくさん。青峰くんからはシュートを指導して貰ったし、緑間くんはとりあえず今回情報、仮説をくれた扱いにして、これ黄瀬くんと紫原くんも何かくれるんじゃないだろうか。敗北者、荻原シゲヒロのリストバンドを片手につけて戦うという構図的に、熱い感じです。

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