ネタバレは控えめ……のつもりです。
●コッペリオン(公式サイト)
第2話まで視聴。ビジュアル表現的なものが、何か個人的に求道してるものと重なる作品。広大な廃墟的空間に佇む少女像、とか、これぞ「構造の中の実存」! という感じでワンカットワンカットに悶えています。
オープニングがたいへんカッコよくて、今季一番リピート再生しております。主題歌はangelaさん。地味に今年は『宇宙のステルヴィア』10周年なので、angelaさんの楽曲も10年の集大成的ですごいカッコいい。
●境界の彼方(公式サイト)
不死存在と退魔士(的な存在)との(おそらくは)恋愛ものという、ド直球。孤独なのはヒロインなのか、主人公の方なのか。
これもオープニングが繰り返し観てるくらいカッコいいのですが、そこにも描かれているバトルシーンにも期待。血の剣が舞い、謎のバリアが炸裂する感じなので、何かこう、初めて『涼宮ハルヒの憂鬱』で朝倉涼子VS長門有希のバトルシーンを目撃した時のような衝撃を、また京都アニメーションから貰えるのかもと期待中。
●IS<インフィニット・ストラトス>2期(公式サイト)
現代に現れた萌えの極み的作品。
「二重の極み」に例えると、シャルロットとラウラがクレープの食べさせ合いっこをしてる時点で一撃目を食らい、部屋で猫パジャマでイチャイチャしてる時点で二撃目が叩き込まれて爆散。シャルラウ推し! その手があったか! ガタッ! という二期ファーストインプレッション。
第1話コンプリートヴァージョンはBlu-ray収録とのこと。この萌え殺して、商品を買ってもらう、というシンプルなマーケティングが恐ろしい。おそろしい!
●ラブライブ(公式サイト)
新アニメじゃないけど、春に中盤から見逃していたものが、再放送始まったので。第2話まで視聴。
意外と熱血してる、というか体力作りしてるな、という印象。ヒロインたちが笑顔で腕立て伏せをするアイドルアニメです。
1話のラストの有無を言わさぬダンス、2話ラストのさりげなく真姫が作っていた楽曲が流れ出す……の所はぐわっときました。二期も決まってるそうなので、後追いですがじわじわ追いかけたいと思います。穂乃果が可愛いんじゃないかな!
●ストライク・ザ・ブラッド(公式サイト)
ひゃー、これぞジャパニーズライトノベルのアニメ化モデル作品きたっ! みたいにテンション上がりつつ視聴。ヒロインの姫柊雪菜がかわいく、謎の武装が跋扈し、吸血鬼も出るよ! 面白い。
これも吸血鬼と退魔士(的存在)との(おそらくは)恋愛もの。敵対する立場で出会ったのに、お互い気になってしまった、というボーイミーツガール感がつまった第1話でありました。第1話でさっそくヒロインとマックしてるのが何か面白かった。吸血鬼だったり、退魔士だったりするけど、とりあえず食事はマック!
●ガンダムビルドファイターズ(公式サイト)
『仮面ライダーディケイド』的というか『ゴーカイジャー』的というか『プリキュアオールスターズ』的というか、いよいよガンダムでそういう方向のヤツやります、的作品。
第一戦目がギャンVSウィングガンダムという熱さ。もう、ギャンwっていうだけで面白い。そして無残に撃破されるウィングガンダムを見て、「俺の大好きなウィングガンダムがバスターライフルも使えずにギャンに負けるなんて!」と悔しさがよぎるという、作り手が想定しているであろう理想的な楽しみ方を自分してるなと思いました。
これ、ガンダムX出てくるっぽいけど、サテライトキャノンはアリなの!? 人生で一番縁があったガンダムシリーズは『ガンダムSEED』&『ガンダムSEEDDESTINY』だと思うのだけど、こういうお祭りオールスター感覚になると、何故か中学生くらいの時に観ていた『G』『W』『X』を応援したくなる罠。
ウィングガンダムだから「反応速度」という台詞が出てくるなど、メタネタ、マニアックネタも絶賛炸裂中。是非、『G』を扱う時は石破ラブラブ天驚拳を!
●リトルバスターズ!Refrain(公式サイト:音注意)
いよいよ原作のファイナルルートたる「Refrain」相当部分。まずは来々谷さんのエピソードから(当然意味がある)。
原作ファンとして演出に満足中。アニメから入ったという人は、ようやっと作品構造の核心に触れていく感じになるのか。原作徹夜でプレイした人なりに、あのシーンこのシーンのアニメ表現ならではの演出を楽しみにしたいと思います。麻枝准さんの新曲が聴けたのは純粋に嬉しいですね。
●キルラキル(公式サイト)
第2話まで視聴。ノリが良い作品。
鬼龍院皐月を頂点とする支配構造に、反逆者纏流子が挑むという、物語の枠組みからして爽快な作品。
ただ、もう少ししたらフェーズは先に進みそうですかね。単純な支配者VS反逆者の構造から、どう展開していくのか、先の読めなさも合わせて楽しみ。こういうノリ押し、演出押しに一見見える作品が、最終的に物語が豊穣になったりするんじゃと、勘も込みで期待。
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以上、視聴した範囲でのショート感想でした。
→次回:2013年秋開始アニメ感想その2(2013年10月24日)