★☆★ 実学としての言語学の基礎 ★☆★
――第1講 精神の鏡としての言語――
produced by <相羽裕司(あいばゆうじ)>
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どうも、相羽です。
今回は僕の春期メール講座、
『実学としての言語学の基礎』に申し込んで頂いてありがとうございます。
今回は第1講ということで、
大学やカルチャースクールの第1回がそうであるのが常なように、
イントロダクション的な内容になりますので、
どうぞリラックスしてのんびりと読んで頂けたらと思います。
こちらでお茶やコーヒーなんぞを用意して
ゆったりとした雰囲気でお話をしたいのですが、
残念なことに今回はメール形式の講義なので、
飲み物なんかは各自で用意して頂けたらと思います。
今回のメール講義をきっかけに、
リアル講義なんかも今後やってみようかなと思っていますので、
その時はタイミングが合いましたら、
是非対面でお茶でも飲みながら色々とお話しましょう。
ではでは、
さっそく第1回の本編の方に入らせて頂きますね。
以下より、言語の世界へようこそ、です(^^;
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★★★《 目次 》★★★
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【1】心と言葉の関係
【2】実学としての言語の勉強
【3】言葉でイライラ、言葉でハッピー
【4】編集後記
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【1】心と言葉の関係
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「言語は精神の鏡である。」
今回はこの言葉からはじめたいと思います。
この言葉自体はフレーゲというエラい学者さんの言葉ですが、
なかなか興味を引くフレーズだと思います。
「鏡」という詩的な表現になっていますが、
まあ言葉は精神、つまりは「心」を反映している、と。
もっと大ざっぱに言ってしまえば、
「心」と「言葉」というものには深い関係があるんだよ、
と、そういう意味がこのフレーズには込められているようです。
『心』
っていうのは、僕にとってもあなたにとっても、
というかかなり沢山の人にとっても、
興味を引く対象なのではないかと思います。
異性のタイプの話になると
「外見よりもハート(心)」というのは
割と多くの人が口にする見解ですし、
「心」の専門家たるカウンセラーや精神科医という職業は、
今も昔もある程度人気がありますし、
尊敬の念をもって見られているように思います。
かく言う僕も、
昔はカウンセラーや精神科医という職業には興味があって、
どうやったらなれるのかを調べてみたり、
基礎的な勉強をしてみたりしたことがあります。
結局僕は今ではこんな謎のメール講義を
配信している仕事をしていますが(笑)、
ある程度カウンセラーや精神科医の話には
詳しい方なので、少しここでそれらの話から
「心」と「言葉」の世界に入っていってみたいと思います。
というのも、
言語学者が「心」の専門家だ!
と言ってもあんまりピンと来ない人が多い一方で、
カウンセラーや精神科医は「心」の専門家だ!
と言うのには、
みんな納得して首を縦に振ってくれると思うからです。
「心」の話をするなら、
「心」の専門家の活動を通してしてみるのが
一番てっとり早いのではないかと思います。
さて、
カウンセラーや精神科医の仕事は大ざっぱに言えば
人の「心」を治療することですので、
まずは患者さんの「心」を診断しなくてはなりません。
普通のお医者さんが聴診器で患者さんの体の内部を
把握するように、
まずは何らかの手段で患者さんの「心」を把握しなくては
ならないのですね。
さて、カウンセラーや精神科医は、
どのような手段で患者さんの「心」にアクセスするのか?
テレパシー的な能力で、
ダイレクトに患者さんの「心」にアクセスできるのか?
はたまた、普通のお医者さんの聴診器やレントゲンに
相当するような特別な機器を持っていて、
それを使用すると、
いきなり患者さんの「心」が把握できるようになるのか?
答えはNOですね。
いや、最近はCTとかMRIで患者さんの脳の中を
文字通り画像で「見て」も、ある程度鬱病の人に共通する
脳の画像が見て取れたりするのですが、
まだまだ、人の「心」を知るには補助的な手段に過ぎません。
では、どうやってカウンセラーや精神科医は
患者さんの「心」にアクセスして診断するのか?
答えは、
患者さんが発する「言葉」を媒介にして、患者さんの「心」を知るのです。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
まあ難しく考えなくても、
患者さんに質問したり、患者さんが喋るのを聞いたり、
そういった患者さんとの「言葉」を通した交流を経て、
徐々にカウンセラーや精神科医は患者さんの「心」に迫っていくのです。
そういった地道な言葉を通した診断の作業を経て、
患者さんの「心」に傷や問題箇所を発見したら、
それに対して治療を処方する。
これが一般的な彼らの仕事です。
(研究医なんかだとまた違いますが)
これだけ聞くと当たり前じゃないかという感じですが、
ポイントは、
カウンセラーや精神科医の「心」と患者さんの「心」がダイレクトで繋がって、
魔法のように患者さんの「心」が治療される訳ではないということです。
カウンセラー−<ダイレクト接続>−患者さんの「心」
ではないんですね。
カウンセラー − <言葉> − 患者さんの「心」
なのです。
間に「言葉」が挟まっているという点を、
脳髄の芯まで叩き込んでみて下さい。
ここで、
冒頭のフレーゲの、
「言語は精神の鏡である。」
という言葉がだいぶ紐解けてくるのではないかと思います。
「言葉は心を反映している」くらいの意味でしたが、
つまりは、「心」の専門家であるカウンセラーや精神科医も、
ダイレクトに「心」を診ている訳ではなくて、
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
まずは「心」が反映されている「言葉」を診ているのです。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
「心」のプロである彼らでさえそうなので、
僕ら一般人はなおさら「言葉」を重要視しなくてはなりません。
相手の「心」を解りたい時、
残念ながら我々はテレパシーでダイレクトに
相手の「心」に接続することはできません。
一度「心」が反映された「言葉」を媒介にしないと、
相手の「心」を探る術が無いのです。
相手に自分の「心」を伝えたい時、
同じく残念ながら我々はテレパシーでダイレクトに
相手の「心」に伝えることはできません。
自分の「心」を反映させた「言葉」を駆使して、
地道に相手の「心」にアクセスしていくしかないのです。
なんでこんなに不便なんだろう、という感じもしますが、
こればかりは神様的な人が我々をこのように作ってしまったの
だからしょうがないとも言えます。
もうちょっと踏み込むと、
こうやって間に「言葉」を挟むくらい我々の
「心」と「心」は別たれていないと気持ち悪いし、
色々と「価値」がなくなってしまうということが
哲学的に考えていくと思い当たるのですが、
今回はそこまでは踏み込まなくて十分です。
我々はダイレクトに相手の「心」にアクセスできないから、
「心」が反映されている「言葉」を媒介にしているんだ。
だから、媒介となる「言葉」に精通することは、
相手の「心」を知る上でも、
自分の「心」を相手に伝える上でも、大事なんだ。
この節の理解はこれくらいでいいでしょう。
そして、次節では、
そんな我々の「心」の媒介として大事な「言葉」に精通することが、
実生活でどのように我々にメリットをもたらしてくれるかという部分
をお話していきたいと思います。
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【2】実学としての言語の勉強
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さて、
昔は大学院で言語学をやっていたりと、
わりとアカデミックな背景を持つ僕としましては、
純粋に知的好奇心から「心」を探求する学問としての
「言語」の勉強に興味を持ってもらっても嬉しいのですが、
今回の講座では「実学としての」をうたっていますので、
この節では、実学としてこういった言葉の勉強が
あなたの実生活や仕事にどう役に立つかというのをお話させて頂こうと思います。
前節でお話した通り、
「言葉」は基本的に「心」を反映しているものですので、
その「言葉」に精通するということは、
人間心理が関わる諸事象全般に関して大きく役に立つということが言えます。
そして、人間心理が関わらない事象っていうのは、
実はこの世にほとんど無いのですね。
自分でビジネスをやっている人は、
マーケティングっていうのは、お金を相手にしているのではなく、
人間心理を相手にしているものだということが、
この講座に辿り着いているくらいのレベルの方なら、
既によく解っていると思います。
募集ページで訴求していた、
コピーライティングなんかはもろにそうですね。
狭義で取ると、相手(お客様)の「心」に対して、
自分のコンテンツやサービスをオファーしていくための技術です。
で、当然のようにテレパシーを発して、
ピピピ、これ買って、ピピピ、うん分かった、買うよ!
とはなりませんので(笑)、
媒介となる「言葉」を駆使してオファーしていくことになります。
やはり、自分でビジネスをやる人には言葉の力は必須ですので、
その基礎を知っておくことは必ず糧になると僕は考えます。
自分でビジネスをやっていなくても、
とりあえず社会に出ていると、どんな仕事でも、
相手(他者)に対して、自分の考えや意見を伝えなければならない
場面が出てきます。
考えや意見というのは、自分の「心」から生まれます。
それを、相手の「心」に伝えていかなくてはならない。
それは職場の会議の場面かもしれません。
プレゼンテーションの場面かもしれません。
お店でお客さんを相手にしている時かもしれません。
場面は人それぞれですが、
必ず、無人島で一人で暮らしでもしていない限りは、
他者へ「心」を伝える、他者の「心」を解する、
というのが必要になってくる場面が出てきます。
この時も、
ピピピ、僕はこう思う、ピピピ、分かった、
相互理解し合えた、めでたしめでたし!
とはまずなりませんので(笑)、
残念ながら、媒介となる「言葉」を地道に駆使して、
なかなか解ってもらえないなーなどと思いつつ、
伝え続け、理解しようと努力し続けていかなくてはなりません。
なので、
どんな仕事でも「心」の媒介となる「言葉」に関して
精通しておくことは、やはりメリットになります。
と、ここまでいくつか言葉に関して勉強するメリットを
あげてきましたが、
わざわざ勉強しなくてはならないということは、
逆に言えば、ノーマルな状態だと、
びっくりするほど人と人とは解り合えないということです。
今回の講座のカリキュラムを見て下さった方は、
『人と人の意志の伝達を阻害するメカニズム』に関する話が
随分多いなーと思って頂けたんじゃないかと思いますが、
これは、僕がよくする白を際だたせて表現するためには黒について
熟知しなくてはならないという話と同じで、
意志・「心」を伝達したいのだったら、
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
何故、意志・「心」が伝達できないかを知らなくてはならない。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
という考えのもとで今回の講座は構成されているからです。
上述の通り、
自分の「心」を相手に伝えたり、
逆に相手の「心」を理解しようとしたりするには、
基本的には媒介となる「言葉」を通して行うしかない訳ですが、
「言葉」はデフォルト状態だと、
上手く「心」を伝達できないようなメカニズムに満ち満ちています。
次講から本編が始まりますが、
今回の講座はまずはそこの所を重点的に解説させて頂く所からはじまります。
ソシュールとか、チョムスキーとか、
有名な言語学者のお話もしますが、最初のポイントはそこです。
何故、デフォルトでは「言葉」を通しても理解し合えないのか?
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
逆説的ですが、
ここを理解していると、ぐっと「言葉」を媒介にした
意志・「心」の伝達に関する理解が深まって、
まただからこそ、逆に伝達する能力もアップできると思います。
現代はストレスの時代とも言われて、
人間関係で悩んでいる人が多い訳ですが、
ある意味、この点に関する認識が甘い点にストレスが起因している
側面があると僕は思っています。
普通にしていたらまず通じ合えないように出来ているのに、
何故か何もしなくても通じ合えると錯覚している。
だから、ちょっと通じ合えないだけでもの凄くストレスを感じてしまう。
こういう状況が、かなりあると思います。
で、
今回の講座を一通り受講して頂くと、
あ、「言葉」はこんなにも理解し合えないメカニズムに満ち満ちている。
人と人とが「心」を通じ合うって難しいんだな、
という認識に、あなたの認識がアップデートされていると思います。
ある意味、悟りを開きます(笑)。
まあ「(笑)」とかじゃなくて、
少なくとも、
普通にしていたらまず通じ合えないように出来てるのに、
何故か何もしなくても通じ合えると錯覚している。
だからちょっと通じ合えないだけでストレスを感じてしまう。
という状態は終わりを告げて、
普通にしていたらまず通じ合えないというメカニズムを熟知しているので、
だからこそちょっと通じ合えただけでもとても嬉しくなる。
という状態にステップアップできていると思います。
コピーライティング力の基礎とか、
アカデミックな言語学の知識とか、
プレゼン能力とか、
色んなベネフィットをこの講座では提供していくつもりですが、
この「悟り」が、
ある意味一番この先のあなたの人生にとって有意義なものになるかもしれません。
という訳で、
次回の講義からは張り切って
人と人とが解り合えない仕組みを見ていきますが、
是非是非付いてきて頂けたらと思います。
絶望へ向けての船出みたいで楽しいですね(笑)。
相手に伝えるための技術が身に付きますよ!
という講座やカルチャースクールは数あれど、
こんなにも伝わらないですよ!
というのを鬼のように解説する所から始まる講座は
珍しいのではないかと自分では思っています。
ただし、
僕は一応創作関係のサイトで活動している人だという
ことも忘れないで下さい。
小説でも、漫画でも、映画でも、
カタルシス展開の前には「タメ」として鬱な展開を用意
しておくのが物語文法の常です。
僕は今回の講座でも、
闇の後に光が、絶望の後に希望が来るように構成しています。
という感じで、
面白い小説を中盤の鬱な部分で読むのを止めてしまわない感じで、
是非是非、今回の講座も最後までお付き合い頂けたらと思います。
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【3】言葉でイライラ、言葉でハッピー
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さて、
最後は次回の予習、件宿題のようなコーナーです。
次回の講義では、
近代言語学の父と言われる
フェルディナン・ド・ソシュールの
「シニフィアンとシニフィエ」の概念についてお話しますが、
難しい専門用語が出てきたからと言って恐れることはありません。
聞いてみれば、あ、そうか、程度のお話ですので。
で、
今から次回のお話をスムーズにするための
予習のような宿題のようなお話をさせて頂きますね。
●ケース1
A君は彼女さんに「バカ」と言われました。
A君はその言葉でとてもイライラしました。
●ケース2
B君は彼女さんに「バカ」と言われました。
B君はその言葉でとてもハッピーになりました。
この二つのケースに関して、
あなたなりに考えてみて下さい。
答えは今回のメールでは発表しませんが、
次回の講義が終わればなるほどと思えるようになっていると思います。
まずは、
「バカ」という言葉一つで、
「イライラ」という感情を感じたり、
「幸福感(ハッピー)」を感じたり、
やっぱり「言葉」って人間の「心」と結びついてるんだなー
と、今回の復習をして欲しい所ですが、
この話はそれだけではありません。
なぜ、同じ「バカ」という言葉で、
A君はイライラし、
B君はハッピーになったのか?
ここをじっくりと考えてみて下さい。
考えて「何か」に辿り着けた人は、
ああ、こんなメカニズムがあるのでは、
中々、人と人とは解り合えないよな、と思うと思いますので。
答えは、
次回、4月20日(月)配信予定の、
第2回の講義にてお伝えさせて頂きます。
是非是非、それまで考えてみて下さいね。
もう分かったとか、
こういうことじゃない?
というメールなんかもお待ちしております。
ではでは、
「次回に続く」感を演出しながら(笑)、
また次講にてお会いいたしましょう!
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【4】編集後記
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えー、編集後記はわりと地味な連絡が中心となります。
まず最初に謝らなくてはならないのが、
募集ページに書いてあった、受講者用の専用WEBページの準備が、
今回の第1講までに間に合いませんでした。
本当にすいませんでした。<(_ _)>
独自ドメインを取って
気合いを入れて作成中だったのですが、
ドメインが有効になるまでの手続きが思っていたよりも面倒で、
時間オーバーしてしまいました。
次回の第2講までには必ずや準備してURLをお伝えしますので、
どうかご容赦下さい。
(注/この専用WEBサイトは講座開催時に設けたもので、今回のPDFファイルには付きません)
講座本編ほどまとまった文章じゃなくても、
言葉に関するちょっとしたコラムなんかも書いて
面白いページにしていくつもりでありますので、
WEBページの内容の充実度で、
今回の準備の遅れは勘弁して頂けたらと思います。
あとは、メールの不達問題に考慮して、
今回の第1講は手動で配信しておりますので
(一斉配信だと不達率が高くなるのです)、
申し訳ないことに購読解除ボタンのようなものがまだありません。
なので、
もし第1講を読んでみてつまらなかったのでもう止めるという
方がいらっしゃいましたら、
e-mail: yalanguage@apost.plala.or.jp
まで個別にご連絡頂けるようにお願いします。
専用WEBページの準備が完了したら、
例えメールが不達になっても専用ページで講義は
読めるようになるので、
一斉配信にしてしまうか、しばらく個別配信にするかは、
まだちょっと迷い中という状況です。
という感じで、第1講はこれにて終了となりますが、
どうでしたでしょうかね?
ある程度でも楽しんで頂けたら大変嬉しいのですが。
この講座自体は現在の先行開催期間は
36名の受講者の方々と開催という運びになりました。
ちょうど、1クラス程度というか、
程よい受講者数に収まったんじゃないかと
僕としては思っております。
受講者の方々それぞれの目的を尊重しつつ、
講義の間は同じ方向を向いて色々考えたり学んだりできるみたいな関係で、
三ヶ月半ほどお付き合い頂けたらと思います。
ではでは、
次回からが本番という感じなんで、
とりあえず第1講はこんな所で。
次講でもお会いできることを楽しみにしています。
ここまで読んで頂いてありがとうございました!
相羽裕司
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(メールの内容は2009年時点のものとなっております。
「言葉」の現象の本質は流行に左右される類のものではないので、
2014年の現時点でも、普遍的な部分を学んで頂けると思います。)
……と、真ん中のコースにお申込み頂いた方に加えてお送りする、「言葉とコミュニケーション」にまつわる講座、『コミュニケーションのために知っておきたい「言葉」の基礎知識』の第1講はこのようになっております。
講座実施時の講座名は『実学としての言語学の基礎』でしたが、その後分かりやすさを重視してと改題させて頂いているのをご了承ください。
二番目のコース、真ん中のコースである5400円(税込)のコースにお申込み頂ければ、英語再学習の方の講座全八編に加えて、このようなメール講座全八編分も受け取って頂けますので(更なる追加特典もあったりします。)、少しでもイイなと思って頂けたら、募集開始の際はお申込み頂けたらとても幸せです。
(追記:講座の募集を開始しました。こちらの記事から募集要項をお読み頂けたら幸いです。)
→他、メルマガ、Twitterなどでも少しずつ本講座について書いております。