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 アニメ『ラブライブ!2期(公式サイト)』、第4話「宇宙No.1アイドル」の感想です。

 記事中はネタバレ注意です。
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 真姫の放送部員の新しい友達、「A-RISE」との関係、などなどに続いて、新しい人間関係としてニコちゃんの妹弟たちが登場。「家族」も「学校以外」「μ’sの中だけ以外」の人間関係だよな。今話冒頭も、μ’sが続いて行けるかどうかというのをルート分岐的パラレルで表現していた箇所だと思うのだけど、本格的に『けいおん!!』的な、共同体続行のカタチを模索する作品に思えてきました。その流れだと、表面的には「ラブライブ!目指して勝ち続けてる間=μ’sは続く」なのだけど、同時進行で別解を進めている感じ。閉じた矢澤家の中と、学校が繋がる、というのは良い。

 また、『ラブライブ!ゼロ』的な、本編前日譚も感じさせる一話でした。一年次のニコちゃんっていうのは、やっぱり一期第3話までの穂乃果たちのifで、言うなれば海未とことりちゃんがいなかった穂乃果みたいな感じだと思ったのでした。逆境に対して三人で逆襲開始すら覚束なく、ニコちゃんは一人であった、と。


 「これは私が一人で歌う最後の曲」(矢澤にこ)


 冒頭がルート分岐的演出だったのもあるけど、そんなニコちゃん一人バッドエンドを覆して、μ’sの9人でのユニットとして進むルートに本格的に入るまで。

 一人だけど、妹弟にとってはスーパーアイドルだった、も美しいのだけれど、やっぱりそこだけに閉じてると未来は破綻すると思うのですね。少し例として飛躍するかもだけど、家で介護してる人はエライ。だけど、家の中だけで閉じていては破綻が濃厚。外部とのリンクが必要で。何らかの形の外の世界も込みの共同体が必要。そういう時世。

 次回は凛回っぽい予告と感じましたが、個別回をちゃんとやっていく方針だとしたら、真姫がまだ課題解決してなかったりすると思う。外部からは医者を期待されているのに、自身の本質は音楽を望んでしまっている問題。ここを何か調節しないと、新しいカタチのμ’sルートに本当の意味で入れないよな……。

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→誰かに会いに行くという感じの出だしの映像が好き

どんなときもずっと
μ's
ランティス
2014-05-08


→前回:アニメ『ラブライブ!2期』第3話「ユメノトビラ」の感想へ
→次回:アニメ『ラブライブ!2期』第5話「新しいわたし」の感想へ
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