PSVita版『Fate/hollow ataraxia(公式サイト)』、11月27日発売なので、ufotableによる『Fate/stay night』新アニメ(公式サイト:秋開始)合わせという感じですかね。

 これ、KADOKAWAとドワンゴの経営統合のニュースの流れも加味すると、海外展開的に凄いことになるんじゃないですかね。可能なモデルとして、アニメ動画配信(『Fate/Zero』で海外顧客が既に開拓されている所に満を持して『Fate』本編投入という状況)→続編の『Fate/hollow ataraxia』(新OP制作をufotable担当が発表されている)を同系プラットフォームで海外DL販売、とか。『Fate/hollow ataraxia』そのものが無理でも、既存のKADOKAWA系Fateコンテンツだけでも届けられたら相当なものになりそう。
 そこまではスピード上無理かもだけど、TPPの著作権非親告罪化も来そうだし、赤松先生の同人マークも有効活用して、膨大なこれまでの国内Fate二次創作コンテンツも、圧倒的な物量で海外進出、くらいやれば良いかもなのに。僕のケースの場合は自分で作った分は自力で英訳可能。

 僕個人の『Fate/stan night』本編感想はこちらのTYPE-MOONブログに全部書いてるのですが、『Fate/hollow ataraxia』はプレイ済みなのだけど、何故かタイミング合わずまとまった感想を書いたことがなかったところ。

 一つだけ、ネタバレ反転して書いてみると、

世界の秘密を知ってるキャラにイリヤがいるのは、設定上はともかく、主題上はおそらく、『Fate/stay night』本編でアヴェンジャー(アンリマユ)と同じく救われた世界の裏で犠牲になる存在だから(桜ルートのラスト)。そう思って『ataraxia』内で士郎になってるアヴェンジャーに接するイリヤの態度を読むと泣けるんだよ……。