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 週刊少年ジャンプ連載分の「黒子のバスケ」262Q「諦めませんか」の感想です。
 ネタバレ注意です。
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 どちらかというと、過去編の赤司くんVS紫原くんが意識させられた展開。同じ独力同士の戦いで劣勢になり、天帝の眼(さらなる独力の強者能力)を一気に開花させる方にいった赤司くん。今回までの火神VS赤司くんも独力対決で火神劣勢だったのだけど、火神の方はより深いゾーンという一段上は見えているのだけど、一旦仲間との協力プレーに戻すと。全員の独力志向が行き過ぎてバッドエンドだった過去編を乗り越えたい的な作劇の作品なので、自然な流れの感じ。

 ただ、黒子と火神のタッグで過去編(象徴は赤司くん)で破綻したことを乗り越える、というのはもう作品全体の最終段階な気がするので、もうそこを描く段階に入ってるんだと、堪能していた決勝戦も終わりが近づいてるようで寂しい。もう最終クォーターなんですよね。残るギミック要素も赤司くんのもう一つの能力と火神のより深いゾーンくらいなので(主題要素としては「敗北者の意義を汲む意味での萩原シゲヒロの片方のリストバンド」がある気がするけど)、もう終盤も終盤なのか。火神好きなので、「過去編にはいなかった男」火神のターンで決めて欲しい。萩原シゲヒロのチームには、バスケの楽しさも仲間パワーもあったけれど、火神がいなかった。





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