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 週刊少年ジャンプ連載分の「黒子のバスケ」264Q「初めてじゃないかな」の感想です。
 ネタバレ注意です。
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 作中でずっと「見る」能力だった赤司くんが、黒子と火神が長い時間かけて構築した信頼は見えてなかった、というこの「天帝の眼」破りはやっぱりうまい。過去編からして、赤司くんに黒子が才能を「見」つけられた所が焦点なんだけど、やはり能力は見ていたのだけど、黒子の内面までは見られてなかったのかもしれない。そんな「見」られない側の黒子なりの反撃としてまとまっている感じ。

 そして、初めて負けを自覚してしまって動揺する赤司くんのパートへ。これで、自分も敗北して敗北者の気持ちも分かる方へ行くのかなぁ。過去編の、敗北者萩原シゲヒロの気持ちも分かってほしかった、というのが黒子の動機というような作品なので、いよいよ過去編ラストで萩原シゲヒロが言っていた、黒子が赤司くんの氷の心を溶かす、というパートに入っていくのかもしれない。





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