ブログネタ
Wake Up, Girls! に参加中!
 地元仙台が舞台のアイドルアニメ&リアルアイドルプロジェクト『Wake Up, Girls!(公式サイト)』関係の雑記色々。

 ◇◇◇

 『Wake Up, Girls!』キャラソン第一弾、「ハジマル」@島田真夢と「WOO YEAH!」@岡本未夕をヘビーリピート中。個人的にキャラソンにまで手を出すのは『けいおん!(!!)』以来です。

 以下、簡単な感想。

●吉岡茉祐「ハジマル」@島田真夢

 消しちゃいたいようなことが胸のどこかにあっても、真っ黒な闇では塗りつぶしたくない、と、曲全体が「劇場版」〜「TVシリーズ」最終回までの真夢さんの変遷に重なるような感じで、正統派のキャラクターソングという印象。

 強引に漫画に例えるなら、消費文明最前線でデジタル環境で寸暇を惜しんで漫画描いて評価もされていたけど、その後破綻。地方都市での休息&落ち込みパートの後、何だかまた手描きで紙にアナログ絵を描き始めた。やっぱり自分はこれだった。みたいな感じ。

●高木美佑「WOO YEAH!」@岡本未夕

 毎日がライブならイイのにな。だけどライブからライブまでの毎日、それもライブです……の所が好き。

 解釈としては二通りあり得るように思う。

 一つ目は、それこそ『けいおん!』の「日常の輝き」のごとく、別にライブのような特別な日じゃなくても、日常もライブのように輝いている。日常にも輝きを発見してるという意味で、毎日もライブ。

 なのだけど、この苦しい世相。そこまで毎日が輝いてるよという人の方が少ないと思うので、そこで二つ目の解釈。

 日常は、勉強に仕事に介護にと、かなり厳しく苦しい。なのだけど好きなアイドルのライブの日があると思うと、そういう苦しい日々も、「タメ」になる。ライブの日に解放するためにはある程度「タメ」も必要、そういう意味では厳しい日常の日々もライブの一部、そういう意味で毎日もライブ。

 先週の仙台公演夜の部で観た、永野さんの「可笑しの国」、青山さんの「ステラ・ドライブ」、奥野さんの「スキキライナイト」も発売楽しみ。

 最近のビジネスモデル、まずは複製性メディア(TV放映など)でふれてからライブへ……の流れを主に意識してましたが、先にライブでの体験が良かったから複製性コンテンツ(CD・グッズなど)を買う……の順番の方の流れも余裕でありますね。

 ◇◇◇

 そして、本日9月14日(日)は仙台の熊谷屋さん(劇中で藍里の実家の和菓子屋さん)で、藍里演じる永野さんのお渡し会「熊谷屋一日看板娘」イベントが開催。公式Twitterに写真がアップされておりました。

 永野さんは石巻のサンクスでアルファ米のお渡し会やったり(その時(7月19日)の公式Twitterの写真)、仙台で看板娘になったり、宮城力高くて有り難い。今度仙台で永野さんのイベントあったら申し込んでみたい。

 昨日(9月13日)の夜FMいずみ(ローカルラジオ局というのがまた意味がある)で放送されたWUG!と楽天イーグルスコラボイベント時のWUG!インタビューでは、青山さん(熊本出身)がWUG!は色んな地方のメンバーが仙台舞台の作品を媒介に色々やってるのが凄いというような趣旨のことを言っておられました。この前のブログでは自分も永野さんのように地元(熊本)貢献意識できたらなぁというようなことも(こちら)。

 その話が次の項目にも繋がるのですが。

 ◇◇◇

 雑誌「メガミマガジン」で連載中の『Wake Up, Girls!』を「I-1クラブ」サイドから描いた漫画「side I-1 club」が、今月号で東京ドームライブまでが描かれ一区切り。

 で、その後「日本全国47都道府県触れ愛プロジェクト」が始まる展開になるのね。

 劇場版〜TVシリーズの視点だと、東京の強者の「I-1クラブ」に、地方で始まったばかりだけど頑張ってるWUG!って感じに見えがちなんだけど、よくよく考えると、「I-1クラブ」も都道府県全部回るプロジェクトの「触れ愛プロジェクト」とかやってるわけで、地方にも元気をという点で同じなのです。そういう流れも感じられたりして「side I-1 club」お勧め(今月コミックスが出ます)。

 そう考えると「アイドルの祭典」とかもわざわざ地方アイドルに道を開かせているわけで、白木さんがわりと地方よりなのか、というような視点も見えてきます。

 近代以降の重要の論点である都市VS地方において、東日本大震災以降の文脈で地方の再生により視点を置いた作品&プロジェクトなんだろうな、と。I-1はI-1で、WUG!はWUG!で地方に元気をという姿を描いている。

 現実の論点でも、少数の大都市(主にはグローバル都市)に富など色々なものを集中させた方が良いという考えと、地方再生とを目指す考えとでは別れていますが(厳密には細かく色んな論がある)、僕個人ではその地にふさわしい色を出せるならという点において、完全に地方再生よりの考え方をしています。

 地方が熱いという話は機会があったら色々したい。もう、東北ずん子(公式サイト)とかむすび丸とかとも共謀して、どんどん海外とのリンク作るとイイんだよ。そして、その経路を使って、地方在住の個人クリエイター&小規模チームのコンテンツとかも、Amazon、AppStore、LINEとかのプラットフォーム使ってどんどん輸出しちゃっていいんだよ。

 ◇◇◇

 先週の日曜日に行ってきた(まだ一週間なのか)「Wake Up, Girls!」のライブツアー、『Wake Up,Girls!1st Live Tour「素人臭くてごめんね」仙台公演の感想記事はこちら。↓


Wake Up,Girls!1st Live Tour「素人臭くてごめんね!」・仙台公演・夜の部/感想


 記憶があやふやだった発表されたソロ曲の曲名などを追記しております。



Wake Up,Girls! Character song series 林田藍里
林田藍里(CV:永野愛理)
エイベックス・ピクチャーズ株式会社(Music)
2014-10-01


『Wake Up, Girls!』最終回「この一瞬に悔いなし」の感想はこちら
『Wake Up, Girls!』感想初回、MOVIX仙台で劇場版を観てきた時の感想はこちら
『Wake Up, Girls!』全話感想の目次はこちら
『WUG!雑記』色々はこちら