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ネタバレ注意です。
警察官ということで、主人公が体制側なのですよね。そしてエリートで、スポーツカーをノリこなし、(言動などから)女性にも結構モテて、「ベガス」というお金ジャブジャブ的ギミックを使って勝利するという。世相は本当に景気上向いているという判断で、こういう路線もアリな企画会議とかあったのだろうか……。
一方で、ロイミュードたちの方が革命勢力っぽく、今回の題材の芸術家とかもどちらかというと反体制側の人間で、既存の枠組みの破壊を企てていると。『仮面ライダー鎧武』の序盤の構図、反体制勢力のビートライダーズVS既存の巨大エスタブリッシュメントのユグドラシルコーポレーションとは逆の感じの構図です。どちらもヒーローものとして成立するというのは面白い感じ。
革命勢力(そして、現在の「仮面ライダー」の作劇的に、彼らにも一定の正義はあるはず)といっても、やってはならぬことがある……という方でも良いのだけど、僕としてはむしろ、権力とか力とか資本力とかやろうと思えば振りかざしてしまえる、弱者とか搾取できてしまえる立場だからこそ、進ノ介のヒーロー性が問われる、という部分の方が面白いかな。今話の取り調べ室のシーンは危うい印象も受けました。これ、芸術家犯人だったから良かったけど、やろうと思えば弱い立場の人間を恫喝したりもできちゃうポジションを進ノ介は持ってるってことですしね。
上の二つ、革命勢力でもやっていいことのラインと、権力がある立場でもやっていけないことがあるっていうのは表裏一体で、普遍道徳みたいなものを求道していく感じになったら面白いかもしれない。立場は違うけど、一定の線を超えない、超えさえないという「ヒーロー性」のラインがどこにあるのか、という。「ヒーロー」って何なのかという。体制側のドライブと反体制側の魔進チェイサーが両方ヒーローヒーローしてるのは現時点では面白いですね。
あとは、現実の方の異次元のなんたらの方向での(表面的な)景気イイ感((リアルの方で)車産業が広報されてるのにも、実は色々ある)がちょうど切れる頃に、体制側でベガス感漂ってたドライブにも危機が、みたいな神展開もちょっと希望。いや、危機とか(特にリアルでは)来ない方が良いのですが、どう考えても現在の(リアルの方の)もろもろは(一応、僕の判断では……)延命策ですからね。
延命策が力尽きる頃にこそ、それこそ本当の「ヒーロー性」のようなものが問われるのだった……(キリッ)
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