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ネタバレ注意です。
未央側で、無機的な数字じゃなくて、一人一人のファンと大事に向き合うという気付きを得るのと、プロデューサーさん側で、一人一人のアイドルと逃げずに向き合うという精神的なステップアップが描かれるのがシンクロするような描かれ方だった一話。
凛のアイドル多すぎない? みたいなちょっとメタな台詞もあったけれど、アイドル大消耗品世界になるか、一人一人の花咲く百色の人はみなアイドルさ的な世界になるかの分岐は、一人一人と丁寧に接していくかどうか、みたいな話だと思いました。プロデューサーが卯月、凛、未央とそれぞれ向き合ってちゃんと話をするのだけど、特に未央の所であった、これで縁も終わりです、共同体も崩壊ですみたいな感じに閉じかけたドアに、プロデューサーさんがギリギリ割って入っていくシーンは良いですね。もうちょっと関係性を進展させてみようっていう、小さな勇気的なシーン。
一人で閉じたレッスン室で卯月が練習してた第1話が始まりなのですが、何かと世相も無縁社会なので、アイドルという題材、プロデューサー関係では仕事の付き合いという関係、そういう関係性でも、ちょっと縁を丁寧に、大事に、というのは良い作品だなと思います。
そして、卯月的には、今度はみなバラバラにならず、凛と未央と再合流。今話のラストシーンは階段を一緒に一歩上がる、というもの。
これ、シンデレラモチーフだけど、魔法で普通の女の子がシンデレラ化する面だけじゃなくて、魔法がなくても一歩一歩階段を上がり、一人一人と大事に向き合いって方も大事にしてる作品だと思うのですね。シンデレラ化という目標に向かって自己実現的な話というよりは、そういう丁寧に生きる過程で見えてくる輝きとか、大切なもの・ことについての話という印象です。
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