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ネタバレ注意です。
最終決戦の中、シルヴィアさんが立つパート、尺を割いてやってくれて良かったですよ。アンジュが前回至ったように、こんな世界でも守ろうという風に行くなら、第10話(感想)で描かれていたような自分は管理されながら誰かを排斥することで集団を保っている民衆勢には何らかの形でちゃんとして貰わないといけないので。代表して、甘え切っていたシルヴィアさんアンジュがきっかけで自力で立つ。
マナの世界に甘え切っていた第1話のアンジュが一旦自分が排斥される側に回って、でもそこから立ち上がってくる流れを考えると、シルヴィアさんはようやっと序盤のアンジュの頃の段階に至ったかのよう。例によって今回もシルヴィアさん民衆から排斥されそうになってるんだけど、アンサーとしては、排斥されそうになっても他の排斥対象を見つけてウサ晴らしてる(リィザに鞭打つ下りね)とかじゃなくて、排斥してくる者らに負けないくらい自分で立てと。全部管理してあげなきゃのエンブリヲ流を、アンジュ流で反駁してる感じもして良いです。
シルヴィアさんの他にも親の愛情は貰えなかったけれどアンジュという王子様を見つけたヒルダ、クリスと対するロザリー、サリアのこともあり再び出撃するジル、などなどと、周辺のキャラクターの物語が決着に向かって行っていて丁寧。
それでいて、周辺のキャラクターが決着していけばいくほど、最終回で物語を閉じる最後のトリガーを引くのはどう考えてもアンジュという安心感があるのがこの作品の良い所。しんみりな方でもイイけど、ノリノリで行くのもこの作品らしい気も。最終回Bパートはどう描くのか楽しみなのです。
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