●『響け!ユーフォニアム』で描かれる「異質な他者」の可能性/ねざめ堂織物店
僕の京都アニメーション作品記事等へも言及リンク頂いておりますが。
「特別」を志向している麗奈は『ハルヒ』が本歌で、幼ハルヒが悟った野球場での絶望をおそらく知っている。
一方でハルヒほど特別になれない人々も共同体にはいるよと描いているのも本作で。
久美子は特別(ハルヒ的な存在)と普通(甘ブリ第12話で来てくれたポジションの人々)の縫合者で、そこにチューバでもトランペットでもないユーフォニアムの意味がかかってくると予想しております。
→前回:『響け!ユーフォニアム』第六回「きらきらチューバ」の感想へ
→次回:『響け!ユーフォニアム』第十二回「わたしのユーフォニアム」の感想へ