- ブログネタ:
- Charlotte(シャーロット)の感想 に参加中!
ネタバレ注意です。
乙坂家秘伝のタレのパートが繰り返されてるの、赤いのは血の暗示なのかなーなどと前回書いていたのですが、引き続きそれもあるかもですが、とりあえず「家」の秘伝のタレということで、有宇&歩未と両親の繋がりの象徴なのですね。
序盤にも、両親との繋がりを絶ちたくない感じの歩未と、両親についてはネガティブに捉えている有宇というパートがありました。
それと写像されるように、両親との繋がりを切りたくないキューとしてしつこく乙坂家秘伝のタレを使う歩未に対して、それをネガティブに捉える有宇というパートが繰り返されていたと。そして、今話で乙坂家秘伝のタレが底をついて(=親との縁が枯渇?)歩未が病気になってしまうと。
親との繋がりに関してはは、友利兄妹の方が先にバッドエンドを経験していて、乙坂兄妹はそのバッドエンドの繰り返しになってしまうのか? というADV作品的(KEY作品的?)物語構造がある作品だというのは以前書いた通りです。
秘伝のタレを通した有宇と歩未の繋がり、「ZHIEND」の曲を通した奈緒の兄と奈緒の繋がり、姉について語るシーンを通しての美砂と柚咲の繋がり……をそれぞれ描いているという、破綻した兄(姉)と妹の関係を三重奏で描いているのは、ずっと続いている箇所です。
美砂は楽しい事は柚咲に譲って妹を尊重してるし、リアルではリンチ受けたりしてる奈緒も、兄譲りの「ZHIEND」の曲に救われている。では、有宇(兄)は歩未(妹)を救えるのか? っていうところで次回、話数も折り返しの第六話「気づかなかった幸せ」というエピソード。破綻しても妹を守り続ける者として、有宇と美砂の絡みのシーンなど観たい所です。
→Blu-ray
→OP&ED曲
→前回:『Charlotte(シャーロット)』第四話「刹那の本気」の感想へ
→次回:『Charlotte(シャーロット)』第六話「気づかなかった幸せ」の感想へ
→『Charlotte(シャーロット)』感想の目次へ
【関連リンク:これまでの当ブログの麻枝准作品感想】
→『Angel Beats!(エンジェルビーツ)』DVD全7巻の感想はこちら
→『リトルバスターズ!』感想日記はこちら(別ブログ)
→アニメ版『AIR』第01話「か ぜ〜breeze〜」の感想はこちら
→原作「CLANNAD-クラナド-」のネタバレまとめ感想はこちら
→『リトルバスターズ!Refrain(アニメ)』(全13話)の感想はこちら
→公認アンソロジードラマCD 1 Kanon 〜カノン〜 プロローグ・美坂 栞 「約束をしたこと」の感想はこちら
→京都アニメーション版『Kanon』DVD第1巻の感想はこちら
→2014年にふれたアニメ作品ベスト10へ