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Wake Up, Girls! に参加中!
 応援中の、地元仙台が舞台のアイドルアニメ&リアルアイドルプロジェクト『Wake Up, Girls!(ポータルサイト)』。


 本日、代々木アニメーション学院仙台校様(Twitter)にて開かれた「せんだいみやぎコンテンツプロジェクト」様(Twitter)の【今この街の子どもに伝えるアニメ制作】の感想です。(中高生向けでしたが、一般聴講枠で聞くことができました。)

 続・劇場版『Wake Up, Girls!』後篇[Beyond the Bottom]を上映しながら、山本寛監督自らが(リアルオーディオコメンタリー形式みたいな感じで)講義するという代物を聴講することができて僥倖でした。

 「秘伝(と山本監督自らが言っておられた)」の部分はSNSとかに書いちゃダメって言われたのですが、当たり障りのない部分で雰囲気など、軽く感想です。
 ◇◇◇

(本記事は僕の記憶・主観に基づいたものであり、実際の演者の意図・言動とは異なる場合があることをご了承ください)

 ◇◇◇

 一般聴講者としては、


●続・劇場版『Wake Up, Girls!』前篇[青春の影]の上映
 ↓
●山本寛監督による「概論」
 ↓(休憩をはさんで)
●続・劇場版『Wake Up, Girls!』後篇[Beyond the Bottom]を上映しながらの山本寛監督自らの講義


 という順番でした。中高生のメイン受講者は、さらにこの後ワークショップ。

 最初の続・劇場版『Wake Up, Girls!』前篇[青春の影]の上映に関しては予習としてテンション上げる感じで(前編は監督の講義などはなしの鑑賞)、以前書いた感想記事(こちら)に僕の感想は全部書いてる感じなので、省略して、


●山本寛監督による「概論」

 から。

 監督いわく、京都アニメーション時代の、アニメ制作者(志願者)向けのガチの講義のレジュメも本日PCの中に入ってるんだけど、本日の客層(主に仙台近郊の中高生)に合わせて別の話をしようということでした。

 僕としては、(そ、そのガチな講義も受けたい!)と思いつつ、結果としては本日の内容も大変面白かったです。

 中高生向けということで、やはり進路とかに関心があると想定したのだと思うのですが、監督の小・中学校時代→高校時代→大学時代→京都アニメーション時代まで、どういう気持ちで何をやり、どう選択してきたかという、山本寛ヒストリーみたいなのを聴けた講義でありました。

 僕は山本監督のことは例によって『ハルヒ』から知ったのですが、けっこう、そこに至る前までも、常人とは思えないレベルで様々な作品を制作されておりました。

 小学校時代、高校時代、大学時代に、それぞれ監督自らあげられるキーとなる制作した作品があるのですが、特に大学の卒業制作に相当する特撮作品『怨念戦隊ルサンチマン』を制作していた頃の話は面白く、かつ、ヤバい(もちろんイイ意味で)人は、学生時代くらいからかなりヤバいんだなと思ったエピソードが満載でした。

 これ、大学のアニメーション同好会中心で作ったという作品なのですが、(それまでの積み重ねからするとついに)当時既にけっこう売れて、知る人ぞ知る作品らしい。

 また、WUG! からちょっと話が外れますが、僕、個人的に京都アニメーション文脈の物語論みたいなのをずっと書いてるので(最近のヒット記事だと5000ユニークアクセス超えした:響け!ユーフォニアム最終回の感想〜ポニーテールと三人のハルヒ(ネタバレ注意)とか)、京都アニメーション作品でも圧倒的にキー作品の『涼宮ハルヒの憂鬱』。その『ハルヒ』のキー話を演出されてる山本監督が、どういうバッググラウンドの人なのかが分かっただけでも、本日はめっちゃ行った甲斐がありました。WUG! の応援と、京都アニメーション作品に関するテキスト執筆は、別々にやってた感があったのですが、この二つも何か僕の中で繋がった感じです。


●続・劇場版『Wake Up, Girls!』後篇[Beyond the Bottom]を上映しながらの山本寛監督自らの講義

 続・劇場版『Wake Up, Girls!』後篇[Beyond the Bottom]を上映しながら、リアルオーディオコメンタリーみたいな感じで、山本寛監督自ら(真面目な、かつ技術的だったり、マインド的だったりな)アニメーション制作(特に演出)に関する講義に面白トークにとを展開するという、意味不明の充実した時間でした。

 「秘伝(と山本監督自らが言っておられた)」の部分はSNSとかに書いちゃダメって言われたので(マジでためになりました)、雰囲気だけ。

 作品を繰り返し観てる僕でもそこまでは気付かなかった、一線の(というか製作者本人)クリエイター目線の視点が体験できたり、中の人(声優さんね)の方のリアルWUG! ちゃんに「I-1クラブ」声優さんの最近の面白裏話(途中、何度も笑いも起こってた)が聴けたりと、徳が高い時間でありました。

 一例をあげると、「喫茶店ビジュウ」の外にWUG! ちゃん達がいるシーン。TVシリーズの頃はビジュウの隣が中華屋(タイ料理屋?)だったからそうなってるんだけど、その後駐車場に変わってしまったから、続・劇場版ではちゃんと駐車場に変わってるんだって。それくらい、「仙台」を描くことにも重きを置いているのだと。本当、ここまでして貰ってありがとうございます。

 あとはあいちゃん!(クローズド情報)

 ◇◇◇

 一般聴講者はここまでで、中高生はこの後ワークショップに参加。こちらも、近岡直さん(『Wake Up, Girls!』のキャラクターデザイン&総作画監督)に直に指導受けられたり、羨ましいものだった模様。





 『Wake Up, Girls!』の関係者様は本当に仙台まで足を運び続けてくれているので、たいへんに感謝です。監督も軽く宣伝してましたが、(まだ詳細は発表されてないものの)今月3月27日(日)は仙台空港で『Wake Up, Girls!』ミニライブイベントです。みんな、来よう!


(知り合いの方:本当に来るんで前日入りするとかの場合、連絡下さい。プチガイドとかします。)

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『Wake Up, Girls!』TVシリーズ第12話(最終回)「この一瞬に悔いなし」の感想へ
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仙台は「日立システムズホール仙台・交流ホール」で開かれたWUG!の同人誌即売会イベント『同人誌即売会やらせてください!in仙台』(2015.10.25)のレポ記事はこちら
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