
相羽です。
昨年夏に(ほぼ)毎日更新でWEB連載していた小説『こちら街アカリの復興部!』の「改稿版」を、改めてWEB連載中です。
今回から新しく読んでくださる方はもちろん、昨年のヴァージョンから今回の改稿版はだいぶ変わってるので、もう一度読んでやるかという方も各々のタイミングで読んでやって頂けたら喜びます。「ノベラボ」様は(スマホからも)縦書きで読む仕様で、けっこう雰囲気がありますよ。
本日は第27節/分岐点は楽しい時間の中に (3,820文字)……をアップです。本日は「青春・友情」22位ありがとうございます!)
この後も、毎週、月、水、金に一節ずつ更新の予定となります。
小説『非幸福者同盟』ともども、こちらの方もよろしくお願いします。
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●こちら街アカリの復興部!/ノベラボ
以下、軽く去年公開していたヴァージョンと今回の「改稿版」の違いなどについてライナーノート。
→ここから第四章(最終章)。
真雪をどう助けるかというのは、『ひぐらしのなく頃に(解)』で沙都子をどう助けるかという話と似ている感じです。
焔一人では助けられない。
全て諦めて見てみぬふりを続けるのは違う。かといって闇討ちで獅子堂光を撲殺するのも違う。
だから、「作戦」が必要となる。
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そういえば、漫画やアニメも、思春期の少年少女が主人公な作品がほとんどな気がしたりもして。大人にはつらい国なのかもしれないし、逆に言えば、それほどに子供の頃の時間が鮮烈な国なのかもしれない。
穏やかな時間は流れ、時刻も進み、そろそろ本格的に「夜」と呼ばれる時間の手前になってくる頃。
焔は、子供の時間の終わりだ、なんてことを考えた。夜には、家に帰るのが子供だ。ただ、かつてあった焔の本当の児童時間と違うのは、もうこの時間が終わって家へと帰っても、大事な人がいない、ということだ。
そんなことを考えていた時、悠未が、ミネラルウォーターを少しだけ口に含んで、静かにテーブルの上にペットボトルを置いた。
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この辺り、僕は好きなんですけどねw。
遊んでるように見えながら、裏で様々な「事態」に対応できるようにいくつも現実的なプランも作ってる人って、個人的にはすごいカッコいいと思うんですけど、どうかな?
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