年が明けて半月ほど経ちますが、今のところ今年はノリノリで作ってどんどんリリースしていくぞ! という方向よりは、準備期間としてじっくり色々勉強したい気持ちに傾いて来ています。
なんか、世の動きに2000年頃と同じ雰囲気を感じてるのですよね。
僕の人生上、二度目くらいの、これ、世の中色々変わるな感。
一度目の2000年頃に大きかったのは、やはりインターネットの出現・普及です。
当時、直感がもうバリバリ、これは世の中変わる、これを勉強しなきゃというのを告げていて、それこそ最初は「図解インターネット入門」的な書籍を買って勉強を始めたものでした。
おかげで、わりと早めにネット社会に対応した活動を始められたのは、振り返ってみるとやはり良かったのです。
で、二度目の直感が告げている現在、これは、ブロックチェーン技術、AI、VR/AR技術、ゲノム編集技術、などなどです。しかも今回はこれらは全てかなり親密に関連し合ってますからね。
インターネットの出現・普及の頃の感度と同等かそれ以上の勢いで、これ、世の中色々変わるな感を感じています。
いちおう、僕の基本的な専門である「言語・言葉」は時代の変化に囚われない普遍性がある題材だとは思ってるのですが、その表現形式、活動形式とかはガラっと変わる可能性がありますからね。2000年頃、それまでは紙の書籍でしか大規模には言語情報が伝えられなかったのが、WEBで誰でも個人で広範囲に発信できるようになったのが大きな変化だったように。それに比する変化が起こりつつあると感じています。
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また、そういう新しいジャンルの勉強の他に、今までずっとやっていた「言語・言葉」の勉強が、最近1レベル上で開けてきたのを感じているというのもあります。今年はこっちもさらにやっていきたい気持ちがあったりなのです。
一番ピークでやってた修士の頃の専門はざっくりとは「言語学」、もうちょっと踏み込むと「日本語と英語の対照研究」という感じだったのですが、震災後7年くらい英語を教える仕事(実践部分)をやってきたのも踏まえて、何か、あの頃到達したいと思っていた視界がいよいよ見えてきた感を感じています。こういうことだったのか! という。やっぱり生成文法のこととか考えてたのは無駄だけど無駄じゃなかった! 的な(笑)
英語関係の話とかも(日本国内の)一般的な部分でも次のフェーズに入ってきた感がありますが、そういう時代の流れは流れとして、というかむしろそういうフェーズだからこそ、すっごいラディカル(根本的)な部分で「日本語・英語」に習熟してる状態って、けっこう世の役に立てる気もするので(笑)、なんか、今年はこっちもさらに一段階上のレベルで勉強したい感覚を感じているのでした。
ではでは。余裕を大事にしつつも、勉強とかもやっていきたいと思った今日この頃だったのでした。
→この本、それこそ2000年頃に出版されたものですが、現在でも色褪せない普遍的な部分を扱っていてお勧めです