十一月です。
少し早いですが、今年を振り返りつつ、できたことを味わってみます。
ついつい「次」のことを考えてしまいがちですが、できたことをゆっくり味わってみる時間もまた良いことであるようです。
三つほど。
一つ目。
先月、新作の短編小説を書き上げることができたこと。
これは短編ながら、何やらここまでの人生の(え)集大成感もあるようなイイものが書けたので、今、賞に応募してるところなんですけど、受賞したりしないかな〜と思ってたりします。
まだ世に発表もされてない作品ですが、これは、もう書き上げることができただけで、ありがたい気持ちだったりなのです。
二つ目。
これも先月、福島県は県北の飯坂温泉に取材に行ってこられたこと。
詳しい経緯は、Twitterのこちらのツイートからツリーをたどって頂けたらと思います。↓
何か、色々と縁が繋がっていった、今も繋がっていってる感覚のようなものを感じております。らぐほのえりか先生がイラストを描かれた『温泉むすめ』の飯坂真尋ちゃん(キャラ原案は有坂あこ先生)の郵便切手で飯坂温泉に興味を持ち、調べていくうちに段々好きになり、この度僕が発案の企画で、漫画を語るWEBメディア「マンガタリ」様で記事を書くため飯坂温泉を取材させて頂く予定でおります。
— 寂しいシロクマ(相羽裕司)/仙台市太白区 (@sabishirokuma) October 16, 2019
これまでやってきたことが、意味があった気がして、とてもありがたいですね。
伝承、歴史、温泉、そして『温泉むすめ』……真尋ちゃんはね、神様なんですよ(え)。設定上も、『温泉むすめ』は「下級の神様」っていう設定なんですけど。
これも、記事を書き上げてから味わおうよという感じですが、まあ取材でイイ(記事の題材としての)素材が手に入ったり、イイ縁がつながったりした時点で、祝えるような事柄なのかなと。
素材と縁を元にした記事がイイ感じに完成するところまで辿り着けたら、それはそれで、またお祝いしよう、的な。
三つ目。
八月に、父母の金婚式のお祝いで家族で秋保温泉に行ってこられたこと。
これは、良かったですね。
東京と大阪の姉二人が来てくれて色々よくしてくれたのも良かったですが、その子、父母からみると孫たちもそれぞれけっこう忙しいはずなのに全員集まってくれて、おお、おまえたち、けっこう僕らのこと気にかけていてくれたのね! と嬉しくなりました。
母親の介護をはじめてからの十五年が、けっこう報われたな〜という気持ちを感じたりもしたのでした。
pixivFANBOXにも書いておりました。
●父母の金婚式祝いで家族で秋保温泉に行ってきた(前編)/pixivFANBOX
ちと、後編をまだ書いてない状態ですが(汗)
この八月の時点では僕はまだ『温泉むすめ』はそれほど意識してなかったのですが(らぐほのえりか先生がTwitterで1ページ漫画担当されてるな〜くらい)、思い返すと今年ここで「温泉」というキーワードが立ち上がり、今では僕は地図帳を眺めながら色々な温泉地の歴史や伝承を調べたりして(もちろん『温泉むすめ』関係も含む)、「温泉」って僕の人生の重要な視点なんじゃ!? とか(余裕、ゆっくり、ゆったり、ゆるやか関係ですよね)思ってるので、この辺りも、何か縁のようなものが巡ってる感じがありますね……。
「温泉」は、今年の年始の時点ではまだ気づいてなかった、思いがけない(たぶん)イイ方向での今年得た視点でありました。
と、そんな感じの2019年です。
そして、おもむろですが、もうすぐ誕生日(11月17日)だったりします。
Amazonさんの「ほしい物リスト」をざっくり更新してみたりしたので、よろしくです(え)。
こちら、ありがたいことに毎年数件贈って頂けたりもするので、調子にのって今年もリンクを張らせて頂いちゃいますね〜。↓
●シロクマさんの2019年誕生日の頃の欲しいもの