200531fanbox

 相羽です。

 色々あったので、当初の予定よりちょっと遅れてしまいましたが。

 本日は、小説『非幸福者同盟』最終章の、完全未公開最新節のFANBOX先行公開となります。


 第265節(第262節)「広瀬川灯明邀撃戦線4〜虚海の彼方より」


 この回を含めて完結まであと十五(+一)節です〜。

 現在かなり書き進んでいるので、今年中くらいに最後まで書ききれるのでは!? と前向きな(笑)心持ちでいちおうおります。

 『非幸福者同盟』最終章、フリー公開の方は、もう少し書き貯まってから(今年後半くらいから?)、


『非幸福者同盟』/小説家になろう様

『非幸福者同盟』/カクヨム


 で連続公開していく予定です(そしてその後電子書籍化かな)。

 最終章は、


「俺が考えた最高の『能力バトル』もの作品の最終戦」

これまでの全ての伏線をピタっと回収


 の予定です。
 いつの間にやら、累計6万2千PV感謝です。

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「加速(ラズゴ)! × 加速(ラズゴ)!」

 ジョーはヴァルケニオンを抱え込んだまま、宙へと飛翔した。

「『気流(ヴェズノヴァ・ペトカ)』!」

 ヴォーちゃんの美声が響く中、流星が天へ向かって飛び立っていく。

 上昇の起爆力で水面は揺らぎ、川を流れていた七艘の船も役目を終えたというように分散。既に船上には誰の姿もない。

 ジョーだけではなく、この日、広瀬川から五条の流星が夜明けの街の空を飛んだのだ。ヴァルケニオンを抱えたジョー(とヴォーちゃん)、アスミ、志麻、陽毬、エッフェル塔である。

 流星たちは天空で弧を描き、やがて一箇所の座標へと収束していく。

 『非幸福者同盟』第265節(第262節)「広瀬川灯明邀撃戦線4〜虚海の彼方より」より


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 介護ロボット研究資金など、pixivFANBOXで支援して頂けたら嬉しいですね!(ちらっ、ちらっ)↓


2020年前期Vol.11 【先行公開】『非幸福者同盟』第265節(第262節)「広瀬川灯明邀撃戦線4〜虚海の彼方より」/pixivFANBOX