歴史の再勉強をしている話。
『図説 日本の古典(集英社)』の『枕草子』の箇所を読んだりしておりました。

僕の認知の外にあったのですが、この図説、なんか子供の頃から家に揃ってたんですよね。歴史の再勉強をしている現在の身としては、とてもありがたい。宝物はいつだって、足元に既にあるのだった。
学生の方に古文を教える機会があった時に断片断片を読んでいたのですが、今改めて読んでみると、僕の心境のようなものの方が変わっているのか、とにかくしみじみと清少納言の文章は「イイ」なと思います。
超大な『源氏物語』を書き上げた紫式部はすごいですが、最近は必ずしも物語に随筆がおとるということもなく、『枕草子』は『枕草子』でやはり素晴らしいと思っていて。
サクっと読める文章には、サクっと読める文章の良さがある。
また、ブログとかが一番長く続いている僕はどちらかというと清少納言タイプなのかもしれないとも思ったりします(笑)

(画像は『Fate/Grand Order』より引用)
真面目な話、『FGO』とか『刀剣乱舞』を純粋に楽しみ、一方で歴史研究みたいなガチな方面も読んでみて、またゲームに戻って自分の中で深まった良さを確認していく……みたいな相乗効果は、「生き甲斐」みたいな観点からかなり充実したものだと感じています。
歴史と言えば与力さんですが、与力さんのブログ「〜Literacy Bar〜」が10周年とのことです。↓
●開設10周年を迎えて/〜Literacy Bar〜
僕の話も書いてありますが、そんなにも僕本体に開設の後押しをした感覚はなく、素朴にずっと前から与力さんの話は講談的というか、語り口が楽しい上に背後に深みも感じられると、とにかくイイぞ、とは思っていたのでした。ブログとかやってみたらみたいなことは言ったかもしれない。
与力さんの大河ドラマ感想とかも、上で書いたエンタメ的なものとガチ目の研究的なものとを行ったり来たりする相乗効果で楽しさが湧き出している類のもので、最近特にイイと思うのは、長い期間楽しめる事柄な点です。
お互いお年寄りと呼ばれるような年齢になったりしても、歴史の話なり、漫画やアニメやゲームの話なり、求道的、生き甲斐的、楽しみ的にしていけたりしたらイイですね。
◇◇◇
最近はブルーベリーに凝ってたりします。

みんな、抗炎症効果で(あるらしい)長生きして、一緒に歴史とかゲームとかやっていこうぜ〜。
先日はコメントを頂き、ありがとうございました。お陰様で何とか十周年を迎えることが出来ました。しかし、相羽さんはブログだけでも十六年……勝てる気がしない(gkbl
今後とも宜しくお願い致します。
最近はゲームに関心なかったガチ歴史好きの友人がFGOを始めたりして、歴史が様々な角度から楽しめるエンタメとして普及しているのが覗えます。一昔前の日本で秦良玉なんて知っている人がどのくらいいたか……私もコーエーのSLGから歴史に入ったクチなので、ここから更なるすそ野が広がることを期待。ブログもセミリタイアに入りましたので、一息ついたらまた歴史記事に取り掛かるかなぁ。
それでは失礼致します。