相羽です。
今年は「角川スニーカー大賞」にチャレンジします。
応募する長編小説を、半年〜一年くらいかけてしっかりとした準備のもとで書く予定です。
一年だと、まだ現在発表されてる次の「角川スニーカー大賞」が開催されるのかまだ明らかになっていないのですが、まあ開催されるだろうという想定のもと。
目標は、『鬼滅の刃』よりもヒットするくらいの小説を書く、です。
ヒットというか、大きく人々に希望と幸せを届ける文章を書きたいという気持ちが強いので、今年の目標はこんな感じとなりました。
自分の全人格、全実存を注ぎ込んで長編小説を書く……みたいなのは『非幸福者同盟』で一区切りしたので、今度は人が読んでとにかく楽しい、「楽」である、面白いヨ、ひゃっほーい! みたいな小説を書きたいと思っております。
まことしやかに語られている、商業小説の水準というのは、書き手が(経験値として)長編小説を10冊分書き切った後のレベル……みたいな言説があるのですが。
そうなると、僕はちょうど『非幸福者同盟』を書き切ったところで、「長編小説を10冊分書き切った」経験値に達したくらいなのですね。
僕の中でも明らかに何かが変わって、「タイミングがきたな」というのを感じております。今こそ、最高に「楽しく」「面白い」物語が書ける気がする。
本気なので、今回は「角川スニーカー大賞」の傾向と分析からはじめています。これは、今までにはなかった感じです。
これまでの作品は僕の個人的な経験や震災の体験から、強いエネルギーで頭に降りてきたもので、何はともかくそのまま創造しておかねばならない、今死んでも、これだけは世界に表出しておいてから死んでいきたいといった類のもので、プロダクトアウトタイプにならざるを得ない感じのものだったのですが。
その感覚が、『非幸福者同盟』を書き上げた時に「解けた」のを感じました。
ここで、心の底から読んでくださる人のために、ある種のマーケットインも組み込んでゆくことに、深い納得を伴って歩み出せる感じです。まず、読んでくださった方が楽しかったり癒されたりしてくれるのが、なにより世界にとってイイことだ、というような感覚です。
なので、今年前半くらいは研究したり勉強したりしながら、後半から書いていく感じで予定しております。
一年くらい、タイミングによっては一年を超えるくらいの過程になりますので、ブログとかTwitterでは度々そういう話題が伝えられると思いますが、へぇ、今はそういうことやってるんだ……くらいで見守ってやって頂けたらと思います。
◇◇◇
そして、これから書く長編小説のバックボーンや「栄養」になるのが、去年からやっている「歴史の勉強」です。
必ずしも歴史もの小説を書くわけではないですが、今、僕に必要なのはこれだよなと感じております。
何よりやっていて楽しいです。
その昔、所属していた学類(学部)が「日本語・日本文化」というところだったので、ある意味僕の原初的な「好き」に回帰して、色々と読んで勉強しております。
そういった過程の中から、何かしら「和」という概念の追求に繋げていけるのではないかということを現在考えているのですが、これは、どうなっていくのか自分でもワクワクしながら未来に目を向けているところです。
個人的には、今後十年くらいの間に、世界を救い得るくらいなのが、この「和」の概念なのではと感じ始めているのですが、それは、まあおいおい僕の求道(笑)の過程なんかも紹介していけたらと思います。
楽しくやっていきたいので、『FGO』なんかも今年もエンジョイ! な感じで遊んでいきたいですね。
(画像は『Fate/Grand Order』より引用)
(元日から千子村正さんを召喚して、幸先がイイ!)
もう5年以上くらいプレイしているという意味で、子供の頃のドラクエやFFを超えるくらい我が人生でも縁が深いゲームになってきているので、今年も人生の楽しみの一つに入れていこうと思っております。
(もうちょっと、「感想・プレイ日記」も更新したいのですけどねw)
幸いなことに、真面目な方面の神話・歴史・伝承の勉強と、エンタメな方向の『FGO』のプレイとは、行ったり来たりしながら遊びの方向でも「ためになる」方向でも充実していける……と、現在自分の中では良い循環に入っている気がするので。
◇◇◇
と、年初の雑想としてはこんなところです。
今年も折々で、何かしらよい時間を共有して頂けたら幸いです。
とりあえず、2020年までの集大成の小説は現在公開中ですので、タイミングが合いました時に読んでやって頂けたら喜びます。↓
それでは!
●小説『非幸福者同盟』/カクヨム
●小説『非幸福者同盟』/小説家になろう