相羽です。

 身近な人の話は人気マンガと同じくらい面白いです。

 面白くないという場合は、聞き手の視力の問題だったりすることがあります。

 相手に対しての「一般人」みたいなカテゴリに依拠した見方を手放して、その人「本体」と向き合って。

 解像度をあげて見てみると、その人固有のものが浮かび上がってきて、およそ誰でも面白い。

 特に家族・親族などの身近な人とは「縁」のようなものが働いているので、表層世界では見えない(え)繋りがフと見えたりするのもまた面白いものです。

 そんな僕にとっての面白い人のもとへ。
 自転車で往復1時間半、89歳の母の姉(僕からすると伯母)の所へ伊集院静さんの『ひとりをたのしむ』を届けてきました。

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 伯母はネット等を使わない&近くに書店もないということで、時々僕にネットで本を買ってくれと依頼wがくるのです。

(最初の方を僕も読ませてもらってから届けに行ったのですが、けっこうイイことが書いてありましたw)

 前回から一ヶ月経ってないんですね。

 かなりご高齢といってよい年齢ですが、見習いたい読書熱ですね!

 コロナが怖いので、ほとんど外出していないと言っていました。

 高齢になってからの、それこそ「ひとりをたのしむ」時間というのは、やがてゆく道として、僕としてもとても参考になるのでした。