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 相羽です。

 NHK連続テレビ小説『おかえりモネ(公式サイト)』第1週「天気予報って未来がわかる?」(第1回)(5月17日放映分)の感想です。

 ネタバレ注意です。
 ◇◇◇

 めちゃめちゃ面白かったです。

 まず、舞台が2014年の米登(とめ)と気仙沼(けせんぬま)!

 分かるよ。

 クリエイターの願望として、現代の東北・宮城を舞台に描くなら2014年開始ですよね。

 『Wake Up, Girls!』も2014年が舞台なんですよ(正確には2013年冬から2015年)。

 東日本大震災のことは忘れられないけれど、そろそろ前に進みはじめないといけない。そんな頃。

 「境界領域」が印象的に描かれていた第1話でした。

 海(というか港)は海と陸の「境界」ですし。

 山は里と山の「境界」です。

 もっと言うなら、「お産」はこの世とあの世の「境界」な意味合いも読み取れます。

 「森林組合」も、診療所からもろもろ、様々な領域が交差する場所として描かれているのは、「境界領域」的表現です。

 東北の人って、本当に「境界領域」的なんですよ。

 少し、平野の都市を中心に暮らしている東京の人とは、異なる感覚を持っている部分かもしれない……。

 サヤカさんと百音が山に入っていくラストは、ほとんど神話のノリです。

 山門異界。

 神様の領域(山)と、人間の領域(里)の「境界」を、サヤカさんと百音はざっくざっくと踏みしめながら進んでいくのです。

 なんかすごい作品が始まった感があります。

 できるだけ、感想とか書いてみたい所存なのです。(そんなにも気持ちが続かなくてフェードアウトしていったらゴメンなさい!)





→次回:『おかえりモネ』第1週「天気予報って未来がわかる?」(第2回)(5月18日(火)放映分)の感想へ
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