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 相羽です。

 『おかえりモネ(公式サイト)』第3週「故郷の海へ」(第12回)(6月1日放映分)の感想です。

 ネタバレ注意です。
 ◇◇◇

 第1回冒頭の百音が生まれた日のシーンで、嵐の中で船を出してくれたのが亮の父の新次なのですね。

 「百音が生まれた日」に言及されることで、本作は「気象災害(的なもの)」として、


●百音が生まれた日

●東日本大震災

●今後劇中で描かれるであろう何らかの大きな気象災害(2019年の台風19号?)



 を重ねて描く作劇なのかというのが予見されはじめたりします。

 こういった自然の力に対して、人間ができることとして、今回では耕治が「橋」に言及していたりします。

 「船」、そして百音が目指す「気象予報士」とかも、この「自然の力に対して人間ができること」要素ですかね。

 序盤から「死」には焦点があたって描かれていた作品ですが、今話ではお祖母ちゃんの初盆が描かれたり、仏教方面のキャラクターとして三生が登場してきたりと、「死」の概念をやみくもにしりぞけたりもしない、「全体性」的な作劇が進んできてもいます。

 震災を絡めて物語をつくるなら外せなくなる部分ですが、「慰霊」が題材の一つの作品なのだとも思います。

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→前回:『おかえりモネ』第2週「いのちを守る仕事です」(第11回)(5月31日(月)放映分)の感想へ
→次回:『おかえりモネ』第3週「故郷の海へ」(第13回)(6月2日(水)放映分)の感想へ
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