相羽です。

 今日は生協で米が安い日なので、5キロを2袋ほど買ってきました。

 早朝、父からいっそ3袋買ってきては? という提案を受けるも。

 なるほど。その提案には考慮する余地がある。が、自転車のカゴに入れて自転車を押して運んでくるというカタチでの買物なので(相羽家は父の高齢化にともない、去年車を手放しています)、3袋だと万が一バランスを崩して米袋が崩落した場合、全てがダメになってしまう可能性がある。ここは2袋までにしておくべきだ……と考察を述べたところ、父も同意。結局2袋を買ってきたのでした。

 常に撤退をためらわない。事前に安全策をできるだけ講じておくのが我が人生スタイルです。

 いけるところまでは母は家で介護する方向で父とは同意していますが、父も老い、僕もそろそろ40代、そうなると必要になってくるものがあります。

 そう、お金です。

 体が不自由になってきたら、様々なサービス(たとえば、家事サービスとか)のお世話になる機会も増えてくるでしょう。
 そうなると必要になってくるのはお金なので、今のうちに倹約を美徳とするいつの時代かの日本人を想起してお金を貯めておくのは、生存戦略なのです。

 実際は、残念なことではありますが人間は老い、死んでゆくので「生存」のみを志向しているわけではないのですが(僕と同年代でありましたら、既に親とはお別れを経験した人、そろそろお別れの時はくるのだろうと意識し始めている人、そういった頃合でしょう)、あえて言葉にしてみるなら「天寿の全うを目指す戦略」なのです。

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(『鬼滅の刃』8巻 吾峠呼世晴/集英社 より引用)

参考:『鬼滅の刃』考察!人間と鬼を分ける「転生」に注目して読解し日々の恐れや不安を滅してみた/マンガフル

鬼滅の刃 8 (ジャンプコミックスDIGITAL)
吾峠呼世晴
集英社
2017-10-04


 ◇◇◇

 「京都アニメーション大賞」(再開されることがあるのかは、いったん横に置いておいて)を想定して、新作長編小説を書いている話。

 僕はよく、インスピレーションを得るためにアニメ作品のOP映像を繰り返し眺めているのですが。

 昨日、『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』のOP映像を眺めている時に、SPYAIR 『RAGE OF DUST』の「そのために死ねる何かを この時代に叩きつけてやれ」の歌詞のあたりで。


 今、書いてる作品、「そのために死ねる」ほどかな……などといった想念が想い起こされ。

 すると、自分の内側の声(え)が聞こえてきました。


 「俺のこの手が真っ赤に燃える! 勝利を掴めと轟き叫ぶ!」


 と。(作品が違う!?)

 意味が分からなかった方は、『機動武闘伝Gガンダム』で検索してみてね!

 これまで書いていたものよりもより良いものが降りてきたので、これまでのものはいったん破棄して、新しく一から書いていく方向で検討をはじめました。

 新作長編小説には「コア」のようなものがあるのですが、その「コア」を純度を高く表現していくにあたって、もしかして「ファンタジー」要素はいらないのでは? と思い至ったのです。

 これまでは「現実」と「ファンタジー」が両方入ってる作品だったのですが、これ、「現実」劇に集中した方が面白いのではないか? と。

 さようなら、「人魚」要素。

 まだ確定ではなく、色々と試行錯誤しながら作っていく感じですが、はじめてくらいの勢いで「ファンタジー」要素がほとんどない作品となるかもしれないのでした。(あえていうなら、これまで書いた作品だと『陽菜子さんの容易なる越境』がほぼ「ファンタジー」要素なしだったかなと思うけど)





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 くる40代に向けて知識の体幹を鍛え直そうという意識のもと。

 網野善彦さんの『日本の歴史をよみなおす』を読んでいました。



 本書に書かれている、「女性の無縁性」という概念に興味を引かれました。

 詳しくは本書を手にとって読んでみて頂きたいのですが、語弊がありそうなままざっくりと言ってしまうと、これは巫女萌えの類の話なんじゃないかと思います。

 学生の頃、友人に重度の巫女萌えの男がいたのですが。

 彼は、前後を切断された刹那的な当時のオタクカルチャーの影響で巫女萌えになったというわけでもなく、もしかすると日本の中世とかもっと昔から連綿と繋がっている巫女萌えの精神史的な流れの中で、一つの必然として当代の巫女萌えとして立ち現れた人間だったのか? などと考えてしまいます。

 様々な視点が得られるとい点で、歴史を学ぶのは本当に大事です。

 ちなみに、学生の頃はナース萌えの友人もいました。

 僕と同じ柔道同好会の屈強な男でした。

 思い返すと、各々の性癖をオープンに語り合い、萌え萌え〜と言っていた(脚色あり)ゼロ年代前半の頃というのは、平和な時代だったのかな〜と思ったりもします。

 ちなみに、当時僕がHOTに萌えていたのは、今思い返すと『星界の紋章』のラフィールでしょうか。森岡浩之先生、『星界』シリーズの続きを待っています!

星界の紋章 1―帝国の王女―
森岡浩之
早川書房
2013-11-15


当ブログの森岡浩之『星界』シリーズの感想

→前回:時事ネタいっちょ噛み王とワクチンの1回目
→次回:SPYAIRの『RAGE OF DUST』を購入し、土台の力としての読書をしていきたいと考える

参考:当ブログの京都アニメーション作品関連のコラム↓

【直近】

劇場版 響け!ユーフォニアム〜誓いのフィナーレ〜の感想〜精神的自傷者(奏)にかけられた旧型共同体の呪いを解く物語(ネタバレ注意)
リズと青い鳥の感想〜伝わらないまま美しい時間を生きる(ネタバレ注意)へ


【関連リンク0:「共同体」にまつわる話が多かったと感じるTVシリーズ『響け!ユーフォニアム』第1期がやっていた2015年のアニメ作品ベスト記事】

2015年「アニメ作品」ベスト10〜共同体から零れ落ちた人間にも、それまでとは違うカタチなりの祝福を(ネタバレ注意)


【関連リンク1:京都アニメーション作品の映画感想記事】

指輪を二回渡す意味〜映画中二病でも恋がしたい!-Take On Me-の感想(ネタバレ注意)


【関連リンク2:京都アニメーションがこの十年どういうテーマで作品を繋いできたかに興味がある方向けの手引きとなる、当ブログの関連記事】

『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』の感想へ
『小林さんちのメイドラゴン』の感想へ
『響け!ユーフォニアム2』の感想へ
映画『聲の形』の感想〜ポニーテールで気持ちを伝えられなかったハルヒ(=硝子)だとしても生きていくということ(ネタバレ注意)

『ハルヒ』放映開始から十年、京都アニメーションがここまで進めた「日常」と「非日常」にまつわる物語〜『無彩限のファントム・ワールド』最終回の感想(ネタバレ注意)
[5000ユニークアクセス超え人気記事]響け!ユーフォニアム最終回の感想〜ポニーテールと三人のハルヒ(ネタバレ注意)
『甘城ブリリアントパーク』第12話の感想はこちら
[5000ユニークアクセス超え人気記事]『境界の彼方』最終回の感想(少しラストシーンの解釈含む)はこちら

『中二病でも恋がしたい!』(第一期)最終回の感想はこちら
『Free!』(第一期)最終回の感想はこちら
『氷果』最終回の感想はこちら
『けいおん!!』最終回の感想はこちら

『涼宮ハルヒの憂鬱』最終回の感想はこちら


【関連リンク3:(特に東日本大震災以降)「共同体を再構築してゆく物語」を日本アニメーションがどう描いてきたかに興味がある方向けの手引きとなる、当ブログの関連記事(主に吉田玲子さんが脚本・シリーズ構成を担当していたもの)

あの日欠けてしまった人の日常(=マヨネーズ)に私がなるということ〜『ハイスクール・フリート』第11話「大艦巨砲でピンチ!」の感想(ネタバレ注意)
『けいおん!(!!)』シリーズ構成の吉田玲子さん脚本による「バッドエンドけいおん!」を浄化する物語〜無彩限のファントム・ワールド第7話の感想(ネタバレ注意)
『SHIROBAKO』(シリーズ構成ではなく同テーマのキー話の脚本)の感想
『けいおん!』と『ハナヤマタ』で重ねられている演出とその意図について


【関連リンク4:京都アニメーション作品の2016年までの"テーマ的な"連動・変奏の過程がよく分かる『ねざめ堂』さんの記事】

『無彩限のファントム・ワールド』と、10年代京アニの現在地点(前編)/ねざめ堂
『無彩限のファントム・ワールド』と、10年代京アニの現在地点(後編)