相羽です。

 今日、9月30日でブログ「ランゲージダイアリー」を開設してから17年となります。

 母に介護が必要になったので、当時やっていたHTMLのホームページからブログに移行した……というのが開設の経緯だったのですが。

 今では、長く介護生活をやっていくことになったのも、運命というか何かそういった感じの流れの中での出来事だったのかもしれない……などと感じることもあります。

 あのまま上昇志向で研究者を目指していても、幸せに暮らしていたかは分からないですからね。
 小説を書いたり、コラムを書いたりといった今やっていることも、あの頃が転機だったと思うと不思議な感じもいたします。

 17年前はとにかく必死で自分が何のために生きるのかとか、さすがにあんまりまだ考えてなかったのですが、17年経った今は、テーマというか、ある程度方向性のようなものは見えてきております。

 近年よく書いているように、まずは僕の人生のテーマは「世界に余裕をつくっていくこと」であるということ。

 その上でもうちょっと具体化した、向かっていきたい方向性として「介護の問題を解決する」、「天寿を全うできる世の中にする」という目標があること。

 その上で、今の時点でできること(そしてお金にもなっていること)としては、たくさん勉強をして、文章を書くということをやっているということ。

 最近、賞に応募するつもりで「ロボット開発もの」の新作長編小説をつくってる話をちょくちょくしておりますが、これは「介護ロボットをつくる話」だったりもします。

 まずは見えやすい活動として、新作長編小説の執筆やコラムの執筆、引き続きがんばっていこうと思っております。

 今後も、時々でも読みにきてやって頂けたら喜びます。

 ◇◇◇

 そんな感じで。

 近い未来に新しくはじめることとしては、「マンガフル」さんの方で週一で新たにショートショートコラムを担当させて頂くことになっております。

 先日の『鬼滅の刃』考察記事のような1万4千字とかの大きいボリュームのものではなく、1回500字くらいのショートコラムを曜日固定で毎週更新していくという企画です。

 僕は「80年代・90年代の漫画」というテーマで、火曜日を担当予定です。

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 東京と大阪の姉の子どもの頃の少女漫画の蔵書を、仙台の僕がいる実家で預かっているという状態なので、それらを紹介していくだけで1年くらいはできそうですw

 10月からはじまる予定ですので、週一のちょっとした楽しみになれましたら幸いです。

 ◇◇◇

 Amazonさんの「ほしい物リスト」で、P・G・ハマトンの『知的生活』を贈って頂きました。(けっこう、お高い本!)

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 一言メッセージに「いつも考察楽しみにしています」と書いてあったので、最近だと『鬼滅の刃』考察記事とか読んで頂いたのでしょうか。

 「あわてんぼうの黒いサンタクロース」さん、ありがとうございました!(「黒い」の!?)。

 今日届いたのですが、もしかしてブログ17周年に合わせて贈って頂いたのでしょうか。いずれにしろ、嬉しいプレゼントでありました!

知的生活 (講談社学術文庫)
P・G・ハマトン
講談社
1991-09-06


・『知的生活』を贈って頂いたので、最近このコーナーに載せていた「ほしい本」も調子に乗って更新

・日本を縦断・横断する視座での「歴史」を題材にした小説を執筆したり、コラムを書いたりしたいという展望があり、「歴史」の本をたくさん読んでいるところなのでした

・この本もほしい↓



・「ほしい物リスト」

シロクマさんの2021年頃の欲しいもの

→前回:ワクチンの副反応で熱が出、『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』を視聴し、プリンを食べた
→次回:『鬼滅の刃』考察記事が1500PVを超え、80年代の漫画コラムを執筆し、『見える子ちゃん』のアニメがはじまる

参考:当ブログの京都アニメーション作品関連のコラム↓

【直近】

劇場版 響け!ユーフォニアム〜誓いのフィナーレ〜の感想〜精神的自傷者(奏)にかけられた旧型共同体の呪いを解く物語(ネタバレ注意)
リズと青い鳥の感想〜伝わらないまま美しい時間を生きる(ネタバレ注意)へ


【関連リンク0:「共同体」にまつわる話が多かったと感じるTVシリーズ『響け!ユーフォニアム』第1期がやっていた2015年のアニメ作品ベスト記事】

2015年「アニメ作品」ベスト10〜共同体から零れ落ちた人間にも、それまでとは違うカタチなりの祝福を(ネタバレ注意)


【関連リンク1:京都アニメーション作品の映画感想記事】

指輪を二回渡す意味〜映画中二病でも恋がしたい!-Take On Me-の感想(ネタバレ注意)


【関連リンク2:京都アニメーションがこの十年どういうテーマで作品を繋いできたかに興味がある方向けの手引きとなる、当ブログの関連記事】

『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』の感想へ
『小林さんちのメイドラゴン』の感想へ
『響け!ユーフォニアム2』の感想へ
映画『聲の形』の感想〜ポニーテールで気持ちを伝えられなかったハルヒ(=硝子)だとしても生きていくということ(ネタバレ注意)

『ハルヒ』放映開始から十年、京都アニメーションがここまで進めた「日常」と「非日常」にまつわる物語〜『無彩限のファントム・ワールド』最終回の感想(ネタバレ注意)
[5000ユニークアクセス超え人気記事]響け!ユーフォニアム最終回の感想〜ポニーテールと三人のハルヒ(ネタバレ注意)
『甘城ブリリアントパーク』第12話の感想はこちら
[5000ユニークアクセス超え人気記事]『境界の彼方』最終回の感想(少しラストシーンの解釈含む)はこちら

『中二病でも恋がしたい!』(第一期)最終回の感想はこちら
『Free!』(第一期)最終回の感想はこちら
『氷果』最終回の感想はこちら
『けいおん!!』最終回の感想はこちら

『涼宮ハルヒの憂鬱』最終回の感想はこちら


【関連リンク3:(特に東日本大震災以降)「共同体を再構築してゆく物語」を日本アニメーションがどう描いてきたかに興味がある方向けの手引きとなる、当ブログの関連記事(主に吉田玲子さんが脚本・シリーズ構成を担当していたもの)

あの日欠けてしまった人の日常(=マヨネーズ)に私がなるということ〜『ハイスクール・フリート』第11話「大艦巨砲でピンチ!」の感想(ネタバレ注意)
『けいおん!(!!)』シリーズ構成の吉田玲子さん脚本による「バッドエンドけいおん!」を浄化する物語〜無彩限のファントム・ワールド第7話の感想(ネタバレ注意)
『SHIROBAKO』(シリーズ構成ではなく同テーマのキー話の脚本)の感想
『けいおん!』と『ハナヤマタ』で重ねられている演出とその意図について


【関連リンク4:京都アニメーション作品の2016年までの"テーマ的な"連動・変奏の過程がよく分かる『ねざめ堂』さんの記事】

『無彩限のファントム・ワールド』と、10年代京アニの現在地点(前編)/ねざめ堂
『無彩限のファントム・ワールド』と、10年代京アニの現在地点(後編)