相羽です。

 コミカライズ版を読んで、とても良かったと書いておりました『転生王女と天才令嬢の魔法革命』。


参考:漫画『転生王女と天才令嬢の魔法革命』第1巻の感想〜異世界転生×百合×魔道具開発のピュアファンタジー(ネタバレ注意)

参考:漫画『転生王女と天才令嬢の魔法革命』第2巻の感想〜自由の憂鬱から令嬢は一歩踏み出し王女と共に街を守るために戦う


 現在はWeb版、「小説家になろう」様版の小説『転生王女と天才令嬢の魔法革命』を読む日々をおくっております。


原作小説『転生王女と天才令嬢の魔法革命』のWeb版は「小説家になろう」様で公開されてます


 まだ、ハマってから一週間あまりですが。

 初動の「好き好き度」は、『マリア様がみてる』以来くらいだと言えば僕の現在の幸せ度が伝わるでしょうか。
 原作(Web)小説版は、漫画版よりもしっとりとしている感じ。そして、やはりアニスフィアさんの心情描写などはコミカライズ版よりも複雑で豊か。

 物語そのものはもちろん、文章自体がすごい好きという作品に出会ったのは、本当に今野緒雪先生の『マリア様がみてる』以来かもしれません。

 ものすごく読みやすいように考え・練られている上に、文芸的というか要所要所でハっとするような表現も組み込まれているという、実に素晴らしい文章です。

 鴉ぴえろ先生本当にすごい。

 令和も、もう三年となると。

 いわゆる「なろう系」的なつかみの訴求を発出しつつ、文章も一流の商業作家なみという作家さんが普通にいる時代になっているのですね。

 なんと、幸せな時代になってきたことでしょう。

 僕も触発されており。

 『転生王女と天才令嬢の魔法革命』は富士見ファンタジア文庫ということで、やはりKADOKAWAさん系もイイなと思い、年初の抱負で書いたとおり、「角川スニーカー大賞」に応募しようと思ってる小説をまた書いております。

 時々書いていた、「京都アニメーション大賞」(再開されることがあるのかは、いったん置いておいて)に応募したい前提で書いていたファンタジー小説とは、また別の作品です。

 あと、やまなしレイくんも、なんか「角川スニーカー大賞」応募しようかなみたいなこと言ってるのですよ。↓


8月29日〜10月6日までの近況報告:10秒裁判ドンキーコングブラザーズUSAパーティラッシュカグラアス 暗黒竜とゴールデンアックス ‐わたしたちのNintendo Switchence/やまなしなひび−Diary SIDE−


 実際にどうなるかはまだ分かりませんが、レイくんが応募してるのに僕が応募してないとなると、なんか「参加してない感」を感じて憂鬱になりそうなので(笑)、僕もひとつ頑張ってみようかと。

 僕はともかく、レイくんはそろそろ何か受賞しそうな気が個人的にはしております。

 そんな感じで、『転生王女と天才令嬢の魔法革命』から吸収できるものは吸収して、自分も表現したりしていきたいといった、It's my lifeなのでした(ここで、ボン・ジョヴィの曲が流れる。)。

●漫画版はComicWalkerで連載中です↓

『転生王女と天才令嬢の魔法革命』/コミックウォーカー

●コミックス版は現在第2巻まで↓





・『知的生活』を贈って頂いたので、最近このコーナーに載せていた「ほしい本」も調子に乗って更新中です

・今はWeb版を読んでるところですが、なんといっても富士見ファンタジア文庫版も紙の本で手に入れておきたいところ

・鴉ぴえろ先生のTwitterちょっと読んだら、どうやらWeb版とは途中からある程度(?)分岐するみたいですし




・「ほしい物リスト」

シロクマさんの2021年頃の欲しいもの

→前回:障がい者用の歯医者さんで筋力を使い、Nolaノベルにαテスターとして参加し、新作小説にもとりかかっていた
→次回:もうすぐ誕生日です

参考:当ブログの京都アニメーション作品関連のコラム↓

【直近】

劇場版 響け!ユーフォニアム〜誓いのフィナーレ〜の感想〜精神的自傷者(奏)にかけられた旧型共同体の呪いを解く物語(ネタバレ注意)
リズと青い鳥の感想〜伝わらないまま美しい時間を生きる(ネタバレ注意)へ


【関連リンク0:「共同体」にまつわる話が多かったと感じるTVシリーズ『響け!ユーフォニアム』第1期がやっていた2015年のアニメ作品ベスト記事】

2015年「アニメ作品」ベスト10〜共同体から零れ落ちた人間にも、それまでとは違うカタチなりの祝福を(ネタバレ注意)


【関連リンク1:京都アニメーション作品の映画感想記事】

指輪を二回渡す意味〜映画中二病でも恋がしたい!-Take On Me-の感想(ネタバレ注意)


【関連リンク2:京都アニメーションがこの十年どういうテーマで作品を繋いできたかに興味がある方向けの手引きとなる、当ブログの関連記事】

『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』の感想へ
『小林さんちのメイドラゴン』の感想へ
『響け!ユーフォニアム2』の感想へ
映画『聲の形』の感想〜ポニーテールで気持ちを伝えられなかったハルヒ(=硝子)だとしても生きていくということ(ネタバレ注意)

『ハルヒ』放映開始から十年、京都アニメーションがここまで進めた「日常」と「非日常」にまつわる物語〜『無彩限のファントム・ワールド』最終回の感想(ネタバレ注意)
[5000ユニークアクセス超え人気記事]響け!ユーフォニアム最終回の感想〜ポニーテールと三人のハルヒ(ネタバレ注意)
『甘城ブリリアントパーク』第12話の感想はこちら
[5000ユニークアクセス超え人気記事]『境界の彼方』最終回の感想(少しラストシーンの解釈含む)はこちら

『中二病でも恋がしたい!』(第一期)最終回の感想はこちら
『Free!』(第一期)最終回の感想はこちら
『氷果』最終回の感想はこちら
『けいおん!!』最終回の感想はこちら

『涼宮ハルヒの憂鬱』最終回の感想はこちら


【関連リンク3:(特に東日本大震災以降)「共同体を再構築してゆく物語」を日本アニメーションがどう描いてきたかに興味がある方向けの手引きとなる、当ブログの関連記事(主に吉田玲子さんが脚本・シリーズ構成を担当していたもの)

あの日欠けてしまった人の日常(=マヨネーズ)に私がなるということ〜『ハイスクール・フリート』第11話「大艦巨砲でピンチ!」の感想(ネタバレ注意)
『けいおん!(!!)』シリーズ構成の吉田玲子さん脚本による「バッドエンドけいおん!」を浄化する物語〜無彩限のファントム・ワールド第7話の感想(ネタバレ注意)
『SHIROBAKO』(シリーズ構成ではなく同テーマのキー話の脚本)の感想
『けいおん!』と『ハナヤマタ』で重ねられている演出とその意図について


【関連リンク4:京都アニメーション作品の2016年までの"テーマ的な"連動・変奏の過程がよく分かる『ねざめ堂』さんの記事】

『無彩限のファントム・ワールド』と、10年代京アニの現在地点(前編)/ねざめ堂
『無彩限のファントム・ワールド』と、10年代京アニの現在地点(後編)