相羽です。

 あけましておめでとうございます。

 今年についてなのですが。

 率直なところ、去年から取り組んでいた新しい長編小説は、今年中も完成するのは難しいので。

 引き続き制作を進めつつ、(僕本体の)全体の実力の底上げとして色々な勉強もしていく……という年にしたいと思っております〜。

 今年中に完成させます! どんどん発表します! みんな、俺についてこい! みたいなアクティブな今年の抱負にできれば良かったのですけどね(苦笑)
 どうしても、僕の内側に聴こえてくる神様の声(笑)のようなものが、「この作品を完成させるには、もっと落ち着いて時間をとって勉強することがまだ必要だよ」と告げているのです。

 もともと、一昨年の暮れに『非幸福者同盟』を書き上げた時点で僕の30代編は一区切りし、40代編は何か大きいことをするにしても2030年くらいを見つめてかな。

 最初の数年は、学ぶことが中心の年かな。という感覚はあったのです。

 そんな感覚の中で、勉強しようと思っていること。


・歴史

 今、勉強していてとてもワクワクするのが日本史&世界史です。

 僕がネットで文章を書いたりしてきたここ二十年の世界というものも、歴史をさかのぼれば西欧文明の影響というのは強く受けているのですが(日本だと明治維新以降特にですね)。

 西欧文明の土台にあるキリスト教も、トマス・アクィナスの時に十字軍がイスラム圏から持ち帰ったアリストテレスの知見を取り入れて、だいぶ変わったのか。それが、『神学大全』か。

 ……とか、こういう人類史・精神史にふれていくような勉強に現在モチベーションがあり、たぶん、これが先ほど言った僕の2030年くらいの何かに繋がっていくのかなという感覚を持っております。

神学大全I (中公クラシックス)
トマス・アクィナス
中央公論新社
2014-07-24



・料理

 美食というより、健康食を考えていく的な方向のモチベーションなんですけどね。

 母親の足のむくみは、カリウムとナトリウムのバランスが関係しており、うちの母親の場合はカリウムが不足してるようだったから、カリウムを含むカボチャやさつまいもの料理を研究してみた。

 結果、去年はある程度むくみが改善傾向だった。

 とか、こういうことに喜びを感じる自分がいます。

 僕的には、介護の活動の延長上にある感覚の活動なのかな。

 健康とか幸福といった事項は普遍的だと思うので、いけるところまで研究していってみようかなと思っているのでした。

 コロナ禍が本格的に落ち着いたら、僕が作った料理を食べてもらうオフ会とかちょっとやってみたいという願望ももってたりしますw


・絵

 定期的にとても描きたくなる&勉強したくなるので、たぶん、僕にとって重要な事項のひとつなのだと思います。

 派生してARキャラクターのデザイン的な方向にいって、それこそ以前から時々言っている介護ロボット開発的な方向へ繋がっていくのか。

 自分の小説作品に自分で絵をつけて、表現していく……といった方向にいくのか。

 未来は未来の自分だけが知っている(え)感じなのですが、これも、2030年くらいに自分にとって意味を持ってきそうな気がしてきているので、去年から引き続き学んでいきたいと思っております。

 ◇◇◇

 ブログやTwitterは、しばらくはこういった事柄の勉強の報告場所みたいな感じになっていくかもしれないのですが。

 いっしょに共有して頂けそうなのは、引き続き「作品の感想を書く」ということもやっていきたいと思っていることです。

 今年注目している作品は。


・『デリシャスパーティ プリキュア』

 ご存知、長年追っているプリキュアシリーズの新作ですね。

 これ、うまく「絵」の活動とリンクして、感想だけじゃなくてプリキュアファンアートとか描いていけたら人生の幸福度(笑)は高くなりそうだなと思っております。


・大河ドラマ『鎌倉殿の13人』(公式サイト

 父も母も姉も観ると言っているので。

 高齢の父母と何か楽しいことを共有できるのもあと少しかなという気持ちもあり、僕も追ってみようかなと思っております。

 共同体を大事にしたい、という気持ちが大きくなってきている最近です。

 時代的に、平安〜鎌倉はとても好きですしね。

 で、これは当然「歴史」の勉強とリンクしてくる感じになりそうだろうと。

 いきなり元日から何を言い出すかという感じで語ってみれば、現在の僕の知見だと、日本の平安後期〜鎌倉あたりって、まだ現代の感覚での「近代的自我」はない感じがしているのですが。

 「集団」がまず先にあって、その後に規定される「個」のような感覚でドラマを観てみるのも面白いかなと思ったりしているのでした。(もちろん、現代、令和にやるフィクションなので、当時の感覚をそのまま映し出すのを目指していたりはしないと思うのですが。)





・『FGO』

 これも、まあ「歴史」の勉強とリンクしてくるといった位置づけとなる作品なのでしょうか。

 プレイして感想書いたりは、楽しいし、2030年くらいからの僕の活動にも繋がっていきそうだし、今年も追っていこうかなと(ちょうど、ストーリーがおそらく最クライマックスに入ってる年ですしね。)。

 元日から闇のコヤンスカヤさんと坂田金時さんをゲットしたので、幸先はイイです。(あと地味にキルケーさんもきました。)



 金時さんのノリを見習いたいですかね。

 ゴールデンな感覚で、幸福や余裕の展開という僕が体現していきたいことを、楽しみながらやっていきたいものなのでした。

 それでは、2030年くらいに向けて、いっしょに学んだり、作品を楽しんだりしていって頂けたら喜びます。

 今年もよろしくお願いいたします〜。

・『知的生活』を贈って頂いたので、最近このコーナーに載せていた「ほしい本」も調子に乗って更新中です



・「ほしい物リスト」

シロクマさんの2022年頃の欲しいもの

→前回:2021年を振り返って
→次回:鎌倉殿の13人、99日後に死ぬ花寺、そしてよち獄さん