相羽です。

 アニメ『機動戦士ガンダム 水星の魔女(公式サイト』第9話「あと一歩、キミに踏み出せたなら」の感想です。

 ネタバレ注意です。
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 引き続き「無条件の世界」と「条件付きの世界」の対照から本作を見ていってみます。

 「条件」がどう本作のキーワードとなっているのか? という点については、第1話の感想に詳しく書いておりますので、そちらを参考にして頂けたらと思います。↓


参考:『機動戦士ガンダム 水星の魔女』第1話の感想〜「無条件の世界」による「条件付きの世界」への反撃の狼煙(ネタバレ注意)(追記あり)


 今話、ちょっと一回観ただけなので細かいところまで受け取れていない可能性がありますが、シャディクのミオリネへの恋愛感情はガチのガチだった、ということでイイのでしょうか。

 わりと、マジの「無条件の愛」だったのだけど、なんか駆け引きしたり「条件付きの愛」沙汰にしてしまって、今話では(恋愛的に)バッドエンドだったと。

 今回は、たぶん「条件付きの愛」VS「無条件の愛」のお話で、全体的に重いですね。

 ガチガチの「条件付きの愛」みたいな振る舞いで男と何人も付き合ってるっぽいレネがシャディクサイドで、シャディクも今話時点では「条件付きの愛」やっちまったサイドだったんだよ、ということだと思ったのでした。

 それに対照として立ち現れているのがスレッタとエアリアルの愛で、こっちはたぶん「無条件の愛」だから、やはり強いのですよね。

 プロスペラさんが涙流してるし、本当にエアリアルが何らかの意味合いでエリクトなのだとしたら、スレッタとはもう姉妹愛とか家族愛ですから、ちょっと駆け引きめいたことをしていたシャディクの今話時点でのミオリネへの「条件付きの愛」は、そりゃ勝てない感じなのですよね。

 と、シャディクは負けたのですが、かといってミオリネが「無条件の世界」側で現時点で描かれているかというと、引き続き微妙なのですよね。象徴表現的にも、ずっと「閉じた」菜園から出てこないですし。

 勝因もミオリネが作戦立案でティルに伝えたのか、ティルが独自に動いたのかでやや解釈が分かれる感じに。いずれにせよ、ストレートに勝利要因として描かれているのは現時点で「無条件の世界」側にふれはじめている人として描かれている代表の一人のチュチュ先輩です。ティルがチュチュを生かしたカタチで、ティルが独自に動いたのだったら、ティルの方がミオリネよりも地球寮のメンバーについてはよく見ていたという感じも。

 ギャグ調になってるけど、地球寮のメンバーを使い捨て戦術にしてた箇所も、ミオリネは「条件付きの世界」的な振る舞いという感じ。

 ミオリネさん、「落とされてる」とまでは言いませんけど、今の段階は全肯定できない感じで描かれ続けてるのですよね。

 そして、めちゃめちゃイイところまで行ったのに、今話では「条件付きの世界」にとどまった(父親を立ててスレッタの助っ人にはならない)グエルくん。

 スレッタ(虚構存在問題)、ミオリネ、グエルくんあたりのピースがハマるのは物語も終盤くらいなんだろうなと思いつつ、その分ティルが輝いていたなと思った(そういえば、第4話で最初にスレッタに協力してもイイと手を差し出してくれたのもティルなのですよね……)今話の感想でした。

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→前回:『機動戦士ガンダム 水星の魔女』第8話の感想〜「条件」の駆け引きの「外」でグエルくんはスレッタに先行してアイデンティティクライシス下でタフさを鍛え中(ネタバレ注意)へ
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