相羽です。

 アニメ『BanG Dream! It's MyGO!!!!!(公式サイト)』、第1話〜第3話の感想です。

 ネタバレありなので、注意です。
 ◇◇◇

 めちゃめちゃ、素晴らしいです。

 公式にも、第1話〜第3話が一挙放送だったように、3話で一区切り感があります。

 3話で、バンド「CRYCHIC」の解散(と、現時点での情報から言ってしまいますが)にまつわる、特に高松燈(たかまつ・ともり)が抱えているものがある程度明かされて、ああ、第1話と第2話のああいった描写は、そういうことだったのね! と分かるような構造が確かにあります。

 そういう背景もあり、現在特に第3話が話題なのですが、第1話もかなり凄いです。

 僕は、第1話についてメインで書き記しておこうと思います。

 第1話の視点キャラとなる千早愛音(ちはや・あのん)さん。

 人間関係を無難にやり過ごしたいと立ち回りつつ、心のどこかでは自分が話題の中心でありたいという我の強さもある。そんな愛音さんが、ある種計算高く人間関係で立ち回って、序盤のパートだけだと、ちょっと嫌な子にも見える…というところで、

 天文部の部室にて、愛音さんは燈がノートに書いていた「春日影」の歌詞、「世界で僕は ひとりぼっちだった」を目にしたところで、わずかに表情を変える。共感を示すような、自分にそういう部分があるのを自分で隠そうと思ってるのに、燈の言葉で暴かれてしまったような、微細なニュアンスの、味のある表情を一瞬だけ見せる。

 悪い言い方をすれば一見「顔がイイだけの要領がいい女」にも映りそうな愛音さんも、「こっち側」の人間なのか、とこの短いシーンで視聴者に伝えているという。

 そんな愛音さんなので、燈さんからの激重告白、「一生、バンドしてくれる?」を受け取るの、表層的にはともかく、「運命」レベルでは(え)、ああ、愛音ちゃんは燈さんからこう告白されるだけの人間だよ! と思えてしまうという。

 女✖️女で飛び交う、激重感情! 普通には生きられなかった感じの昏い感情! そして、迷子でも進むという気高い意志!

 こ、この作品は、僕たちをどこかに連れていこうとしているっ!

 という感じで、一緒に連れていかれましょうと、アニメ『BanG Dream! It's MyGO!!!!!』の入門的紹介としてバズりまくってる(笑)、やまなしレイ君の記事のリンクも張っておきますよ〜。↓



 本当、これまでの『バンドリ!』を観てなかった、ゲームをやってなかった人にもおすすめの作品です〜。

→OP主題歌ヘビーリピート中



Amazon Prime Videoで観る!という方用のリンク

→次回:アニメ『BanG Dream! It's MyGO!!!!!』第4話の感想〜高松燈ちゃんと椎名立希ちゃんが一緒に帰るところがよかった(ネタバレあり注意)
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