相羽です。

 現在、父親がぎっくり腰(のような症状)なので母親の介護や家事を全部僕が担当中だったりです。

 半身不随の母親の介護はもう19年くらい(!?)やっているのですが、基本的にお風呂の介助は父親がやってきました。

 それを、今回よい機会だからと僕がやってみました。

 結論から言うと、まあまあできました。
 父親のやり方を主に口頭で聞いて勉強して、イメージトレーニングなどを事前に行い、実施。

 本番時も、父親にもお風呂場のすぐ外で椅子に座って待機してもらっていて逐一指示をあおげるという恵まれた環境だったので、ある意味、この機会に体験できてよかったなと。

 前々から、父親が動けなくなってきた時に母親のお風呂介助をどうするのかというのは、我が家の不安要素の一つだったので、僕が入れることができることである程度解決できるようになった(もちろん、デイサービスでのお風呂などと併用でやっていってよい)のは、今くらいのタイミングでよかったのかなという印象です。

 意外なところで、学生の頃柔道をやっていて本当によかったなと。

 僕、学生時代は柔道で70キロ超えの人とかを普通に持ち上げていたりしたので、それよりも軽い母親は、いざとなったら(お風呂でバランスを崩しそうとか)そのまま持ち上げて車椅子のところまで運ぶ……ということもできるのですね。

 それ以外にも「力の流れ」を感じながら進めていく感じとか、入浴介助は柔道と通ずるものがあるな、とわりと真面目に思っているところです。

 そういうわけで、記事タイトルの「学んだこと」は、「介護などにあたっては、常日頃から自分の心身を何かしら向上させておくのがよい」という、わりと当たり前のことだったのでした(笑)。

 僕はそんなにも常日頃から筋トレとかはしてないのですが、学生時代に体を鍛えていたのが、20年くらい経ってもけっこう生きてるかたちですし。

 また、2020年くらいからいわゆるウェルビーイング(健康と幸せ)を意識して、生活習慣を整えたりして体も少し絞っていました。

 今年に入ってからも、樺沢紫苑さんの、



 を読んで参考にして運動を多めにしたり、夜寝る前はスマホの電源は切ることにしたりと、心身の状況の改善を試みているところでした。

 というわけで、繰り返しになりますが、基礎的なことですがウェルビーイング(健康と幸せ)を意識して心身を整えたり、できれば向上させたりというのが、介護では大事、という改めての学びだったのでした〜。