今日は旧サイトから引き継ぐ定期文章として、月一の読書記録なんぞを。

 10月の読了、3冊。

 これで今年の読了総数は49冊に、年内目標50冊はほぼクリアしたも同然ですな。

 それでは、以下羅列。livedoorのブログになってからはこういう時にAmazonの画像が使えるようになって見栄えがしますな。

 あ、あと純粋な創作小説だけじゃなく、実用書、専門書もカウントするようになったのは、僕の生活環境の変化ゆえです。今まで研究者を目指している間は、自分の専門の本を読んだ話をするのは何というか自分の手の内を隠しておきたい心境があって避けていたんですが(同業者に読まれると何の研究してるかバレちゃうし)、今やすっぱり研究者は諦めたので、これからは自分の専門をさらけ出す気恥ずかしさなどはどうでもよく、むしろエ、素人無職の人なのにこんなムズかしそうな本読んでるなんてカッコいい!感を狙っていきたいと思います。実際はカッコいいも何もなくこれから必要になる知識を吸収してるだけなんですが(^_^;

 つーかむしろなんで最初からそうしなかったんだろうな。宇多田ヒカルの「CROSSOVER INTERLUDE」じゃないけど、ジャンルとジャンルの境界を本当の意味でクロスオーヴァーしたいと思ってる僕としては、最初からガンダムの話と認知科学の話が混在してるようなサイトでも良かったハズなのに。

◇今月の読了


マリア様がみてる 特別でないただの一日
今野 緒雪
コバルト文庫
定価:¥ 440
Amazonで購入


 もう書評も書いたんで省略ー。言わずもがな、僕の今一番ハマってる小説であり、生活の潤滑剤であり、大げさに言えば心の拠り所です(^_^;


匣の中の失楽
竹本 健治
講談社ノベルズ
定価:¥ 1208
Amazonで購入


 昨日ようやく読了。これは後日ちゃんとした書評を書きます、お楽しみに。すっげー面白かったのでお薦め。これ書いた時、竹本健治22、3です。若さがほとばしってる衒学ミステリです。


図解雑学 パソコン
岡村友之
ナツメ社
定価:¥ 1260
Amazonで購入


 何をするにしてもコンピュータの知識は必要なので、まずこの辺りから。
 さすがにPC初めてから3〜4年の者からすると簡単な内容でしたが、時折、へぇーコレってそういうことだったんだーという発見アリ。ある分野を軽く俯瞰したい時に図解雑学シリーズはイイですな。

◇ここから今読んでる本


よくわかる失語症と高次脳機能障害
鹿島 晴雄 (編集), 種村 純 (編集)
永井書店
定価:¥ 9450
Amazonで購入


 昔のサイトも見ていた人は僕が「言語」という対象を研究していた人だということを知っていると思いますが、そういう研究が社会でなんの役に立つかというと、こういう失語症の治療なんかにあたってです。
 僕は理論的な方面をずっとやってたんだけど、今回母親が実際に失語になったのをウケて、これから本格的に実践、つまりリハビリ、療法の方へ勉強のベクトルをチェンジ(漠然とですが言語聴覚士の資格を目標にするのもイイかもななどと考えています)。
 本書は脳機能障害からくる失語に関する最新の本で、今まで読んだ範囲では扱ってる事例も多く、最新の理論を踏まえた話なんかも書いてあって非常に良書なんですが、いかんせん医学書に分類されてるので値段が高い。手元に置いておいて逐一参照したいくらいの良書なんですが、しょうがないんで市の図書館から借りてきましたよ。二週間で読めるかなぁ。僕の友達に大学卒業してから医学部の大学に入り直そうとしてる猛者がいるんですが、彼とか、医学書のお金どうする気なんだろう、医学書は高い高い(ため息)。


マーケティング原理―戦略的行動の基本と実践
フィリップ・コトラー
ダイヤモンド社
定価:¥ 9991
Amazonで購入


 経済的自立はマーケティングの勉強から。とりあえず有名なフィリップ・コトラー氏から。マーケティングの入門教科書的になってる本なのかな?ヤケに分厚い本です。チンピラに絡まれて、相手がナイフを出してきても、これを服の中に仕込んでおけば余裕で助かる、というかむしろ鈍器として使用して相手を撃退できそうな本です。
 誰か、今から僕と一緒にマーケティングの基本を勉強しようって人います?ゼロからの出発。色々読んでみたいんだけど、この本も高いな。これも図書館ですよ。二週間で読めるかなぁ。

 そんな感じで、今月も家事と病院通いの合間に読書時間を頑張って捻出していく方向で。