相羽です。

 昨年末の紅白を観て初めて知った、米津玄師(よねづ けんし)さん。

 歌っていたのは、「Lemon」です。↓


 良い歌でした。

 そんな米津さんの「Lemon」の歌詞に関して、作家の飛浩隆さんが元日にこんなツイートをされていました。↓

 歌詞の終盤で、ミステリの種明かしのように「レモン」=「光」であることが判明するというのですが。

 分かりましたでしょうか?

 僕は一発で分かりましたw

 ただ、分からないという方も多いらしく、それはその人がニブいとかではなくて、「言語共感覚」に関する個体差だと思われます。

 「共感覚」。

 特定の色から特定の味を感じたりする事例が有名でしょうか。(視覚と味覚の共感覚)

 で、抽象的なことを把握する(言葉)感覚と、五感の他の感覚が「共感覚」的に鋭くなってる人というのがいます。

 「優しさが眩しい」

 とかですかね。「優しさ」という抽象的なことを把握する感覚と、「眩しい」という視覚が混じっています。こういうのに、あんまりピンとこない人と、ビンビンくる人がいるのです。

 「Lemon」の歌詞の終盤の種明かしの場合は、この言語感覚と視覚の「共感覚」だと思います。

 言葉を視覚(映像)として捉える能力ですね。私ごとですが、僕もこの感覚強めだったりします。

 これは、かなりの程度個体差で、ヴィラヤヌル・S・ラマチャンドラン博士(「言語共感覚」をずっと研究されてる方の一人)によると、「共感覚」が強い人の神経基盤と、詩人や作家の言語創造とはつながりがあるそうです。

 一説では、シェイクスピアがこの感覚が強かったと言われてたりしますね。(ひじょうに、言葉が他の五感と繋がってるような言語表現が作中に見られる)

 さて。米津玄師さんの「Lemon」。「レモン」=「光」であることが判明するという歌詞終盤の種明かし、分かりましたでしょうか? 言葉を映像として捉えられると分かるのですけどねw(分かる人には、なーんだ、くらいの話です。)

 まあ。新年の雑感でした。

零號琴
飛 浩隆
早川書房
2018-10-18


脳のなかの幽霊 (角川文庫)
V・S・ラマチャンドラン
角川書店(角川グループパブリッシング)
2011-03-25


 ◇◇◇

 新作長編異世界ファンタジー(SF)小説『少女輪廻協奏曲 ノギクとヴェドラナの愛』、「カクヨム」さんでWEB公開をさせて頂いております〜。

 月曜日(31日)、水曜日(2日)と、


 第二十三章「推理」

 第二十四章「セイレキ二〇一八年〜仙台」


 を公開しております〜。↓


●『少女輪廻協奏曲 ノギクとヴェドラナの愛』

https://kakuyomu.jp/works/1177354054887332558


 この作品、


「第4回カクヨムWeb小説コンテスト」


 にも参加しているのですが。

 本日は「異世界ファンタジー」部門の週間ランキング279位にランクインしておりました。

 ありがとうございます〜。

 大晦日(31日)更新分の「推理」は分かりましたかねw

 「真犯人」、「世界の秘密」、もうちょっとワクワクを届けたいですね〜。

 一月末に、完結となります。

 各々のタイミングで読んでやったりして頂けたら喜びます。

 こういう↓

 キャンペーンとかもあるみたいなので、ぜひ。

 『少女輪廻協奏曲』小説の本編は月、水、金に「カクヨム」さんで一章ずつ更新なのですが、

 火、木、土もpixivFANBOXさんで月額500円の「ベーシックプラン(現在プランはこれだけなので、これに入っておけば間違いないです)」支援者様向けのコラムを(最低でも)連載期間の三か月は更新していく予定です。

 で、わりとイイ感じなので、週三ほど頻繁ではないかもしれませんが、『少女輪廻協奏曲』完結の二月以降もpixivFANBOXの更新は続けていこうと思っております。クローズドな分、ちょっと踏み込んだ話とかを書きやすいのが書く方も楽しいので。

 昨日も、「初夢がギャグ系だった」wというコラムを一つ更新しております。

 今回のやつの出だしはこんな感じです。↓


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■初夢がギャグ系だった

 相羽です。

 年が明けました。

 今年もよろしくお願いいたします。

 ちと年末バタバタ気味でこちらの方を更新できてなくて申し訳なかったです。

 更新してなかった分は、どこかで連続更新とかで追いつきたいと思います。

 年頭の所感みたいなのはブログのこちらの記事に書きましたので。↓


●あけましておめでとうございます。/ランゲージダイアリー

http://aiba.livedoor.biz/archives/52425869.html


 こっちでは初夢の話などw

 細かいところまでは覚えてないんですけど、

 なんか、筋肉系で、創作系で、そしてギャグ調の夢でした。続きを読む